2005年08月19日

新旧混合のニャチャン

ベトナムから

 ベトナムの魅力の一つは海だ。南北三千二百六十キロの海岸線を持つベトナムは、水産業も盛んだが、ビーチリゾートもなかなか盛況だ。
続きを読む

sekai_no_1 at 09:48|PermalinkComments(1)TrackBack(1)アジア 

2005年08月18日

科学者も意外に宗教的

米国から

 米社会では、“宗教”(キリスト教)が政治をはじめ現実の生活にかかわる分野で大きな影響力を持っているが、それは信仰に重きを置く米国人の価値観の表れでもある。“宗教”がネガティブな響きを持って語られることの多い日本と大きく異なっている部分だ。
続きを読む

2005年08月17日

「シベリアのパリ」

イルクーツクの街並み
路面電車が走るイルクーツクの街並み

 ロシア・イルクーツクの別名は「シベリアのパリ」。
人口約60万。革命前の石造りの建物が並ぶ中心街のあちこちに、精巧な木彫り細工で飾られた古い木造建築が点在し、街に気品と潤いを与えている。
 イルクーツクは金沢市の姉妹都市で、市内に金沢通りもある。歴史的にも日本とかかわりが深く、森喜朗前首相の父茂喜氏らが熱心に日ロ交流を行った地でもある。
(モスクワ・O)

フォトギャラリーに写真たくさんあります。

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 17:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ロシア 

2005年08月16日

バイロイト音楽祭の舞台裏

ドイツから

 今年のバイロイト音楽祭は、日本人の大植英次氏が東洋人として初めて指揮をしたことで話題になった。演目は「トリスタンとイゾルデ」で、三幕六時間に及ぶ大作。今年のプレミア作品で、例年のごとくケーラー大統領など主要政治家や外国から多くの著名なゲストが集まった。

 同音楽祭は、七月二十五日から八月二十八日まで、三十公演がドイツ南部バイロイトの祝祭劇場で行われ、作曲家ワーグナーのオペラのみが上映される。世界で最もチケットの倍率が高いとの評判で、入手までには最大で十年かかるといわれる。

 「トリスタン」では、スイス人のクリストフ・マルターラーによる演出にはブーイングも。また、大植氏のタクトにはオペラ歌手などから不満が続出したといわれる。日本では同音楽祭の華やかな側面だけが伝えられる傾向が強い。一方、本場ドイツでは批判の仕方は容赦がない。

 「パルシファル」は今年で二年目の作品だが、昨年のプレミア上演があまりにも不評で、演出家は内容の大幅な変更を余儀なくされた。ただ、内容が悪いのではなく、あまりの斬新さに保守的傾向が強いワグネリアン(ワーグナー・ファン)がついていけなかったともいわれている。

 今年から「パルシファル」に出演する原佐智子さんは、音楽祭の舞台裏事情を明かしてくれた。

 ワーグナー家の間でも家督争いなどで確執があり、直系の人々だけが意見を言える環境にあるという。出演者の中でもオペラ歌手は優遇されるが役者であれば誰もがエキストラ扱いだとか。その上、舞台裏にはスパイがおり、不用意な発言をすればすぐに密告されいじめに遭うそうだ。

 ドイツのオペラや劇場は通常、アットホームな雰囲気が流れているが、ワーグナーだけには当てはまらないようだ。

(T)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

sekai_no_1 at 13:12|PermalinkComments(0)TrackBack(1)ヨーロッパ 

2005年08月15日

校長養成コース

フランスから

 友人の息子は、この九月から小学校の教員実習に入る。教員実習といっても一年間続き、それなりの給料も支払われる。日本より、はるかに厳しい教員への道のりと言える。フランスでは、教職課程に入ったからといって、教員になれるわけではない。教師としての適正に欠けると判断されれば、その場で教員への道は絶たれる。その意味でも日本より厳しい。

 それでいて、教師の社会的地位は日本より低く、給与体系も大したことがない。学校は、アラブ系移民問題などで荒れており、教師への暴力も頻度を増し、教師は、決して人気のある職業とは言えない。それでも教師の質向上には余念がなく、夏や冬の長い休みには、現職教員への研修が目白押しだ。

 友人の息子は、高校時代、常に学年ではトップで、小学生の林間学校の指導などのボランティア活動でも実績を上げていた。通常なら、高校教員になることも容易だったが、本人は小学校教員を希望、大学でも無論、トップクラスだった。その彼に、学校から、新たなオファーがあり、本人は今、選択を迫られている。

 それは、校長養成コースへのオファーだった。校内暴力が激化し、若者をコントロールするのが難しい時代、フランス政府は、若者の心を理解できる若い指導者育成に力を入れている。そのために開設された校長養成コースで、その講座を修了し、現場を体験すれば、早くて三十歳で校長になれるということらしい。

 子供が好きで、小学校の教員を目指していた彼としては、現場に立てない管理職への道は少々、複雑と言える。しかし、時代に合った学校づくりができるという意味では魅力も感じているらしい。小学校しか出ていないイタリア移民の父親を持つ本人としては、大きな飛躍だが、興味深い制度と言える。

(A)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 12:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

2005年08月14日

ロシア「空飛ぶ伝説」

ロシアの航空ショー

「本当にこれが飛んだのか?」と思わずうなるほど巨大な輸送ヘリMi−12。最大積載量25トン、最高速度260キロ(初飛行1967年)だそうです。

 モスクワから電車で1時間ほどのロシア空軍中央博物館で7月末、第2次世界大戦などで使用された軍用機の航空ショー「空飛ぶ伝説」が開催された。ドイツ軍の戦車部隊を殲滅した急降下爆撃機Pe−2など、航空ファンにはたまらない機体が並ぶ。が、それ以上に面白いのは、中央博物館に展示されているソ連軍の歴代戦闘機や実験機の数々。
(モスクワ・O)

フォトギャラリーに写真たくさんあります。

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 17:23|PermalinkComments(1)TrackBack(0)ロシア 

2005年08月13日

たかがサッカー、されどサッカー

韓国から

北朝鮮を応援する観客
「私たちは一つ、祖国統一」と掲げる北朝鮮を応援する観客
(8月4日、韓国南西部の全州ワールドカップスタジアムでの韓国対北朝鮮にて)


 国境や人種の壁を超えた交流を可能にさせるのがスポーツの良さであり、世界中で最も競技人口が多いとされるサッカーはその代表格。

 しかし先日、韓国で開催された東アジアサッカー選手権は、ナショナリズムを刺激して余りあるものとなった。

 参加したのは日本、韓国、北朝鮮、中国の四カ国。大会前、日本を除く三カ国すべてが「反日感情」を抱いていることに一抹の不安を感じたが、蓋(ふた)を開けてみればやはり至る所で「反日」に出くわした。

 例えば、初日の「日本対北朝鮮」で見せた韓国サポーターの応援。北朝鮮のチャンスには大声援を送る一方で、日本選手の接触プレーには大ブーイング。スタッフとして来ていた地元の女子大生に聞いてみると「北はやっぱり同じ民族だから」。

 試合中、韓国選手に肘(ひじ)打ちを食らわした中国選手に日本人の主審が退場を命令。ところが次の日本戦にその中国選手が出場、一回休まなければならないはずの退場者が堂々とプレーしたことにジーコ監督も「三十数年のサッカー人生で初めてのこと。日本戦だからなのか」と不快感をあらわにした。

 このほかにもインターネットのケーブル線の取り合いが原因で言い争いとなった日本人記者と中国人記者、最終日の日韓戦で日本に負けた後、日本チームの表彰にブーイングを飛ばした韓国人サポーターなどなど。

 たかがサッカー、されどサッカー。次回、再来年の大会で同じような光景を目の当たりにせずに済むには、どうしたらいいのか、と真剣に考えてしまった。

(U・ソウル在住)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


2005年08月12日

世紀の大泥棒

ブラジルから

 八日に発生したブラジル中央銀行の盗難事件には、記者を含めてブラジル中の誰もが驚いた。借り受けていた民家から約八十メートルのトンネルを掘って金庫室を破るという「まるでハリウッド映画のような」事件は、メディアが大きく報道、翌日も新聞の一面を飾り立てるなど犯人一味は「時の人」扱いだ。

 中央銀行の金庫室から盗み出された現金は、なんと日本円に換算して七十四億円というのだから、日本で過去にあった「三億円事件」とはまさに桁が違う。

 また、この盗難事件に関しては、市民の反応もいろいろとあり面白い。ちょうど、ブラジルでは与党・労働党を巻き込んだ大掛かりな政治汚職スキャンダルが紙面をにぎわしていた時期で、「清廉潔白を謳(うた)っていた労働党も政権握れば汚職の限りか」と政治家のイメージが定着していた。

 それだけに、今回の事件では、誰かを脅して傷つけたわけでもないという背景も手伝ってか、銀行強盗=悪というイメージだけにとどまらず、「政府の金庫から金を盗み出したのだから政治家も泥棒も変わらないじゃないか」「一定以上のモラルを無視しても成功したもの勝ち」と言い始める人たちも出ている。

 犯人グループが盗みだした現金の束は重さにして三・五トンもあったという。八十メートルものトンネルを掘り進めた犯人達が札束の山を見たときにどのように感じたのか。これが映画ならば記者もわくわくするような展開なのだが、実際にあった事件となるとそれだけでは済まされない。

 現在、連邦警察が犯人グループのモンタージュ写真などを作って一味を追っているという。そのモンタージュ写真を作るきっかけとなったのが、犯人グループらが近くの店にしばしばコーヒーを飲みにきていて付近の住民が顔を覚えていた、というのだからなんとも「ブラジルらしい」事件ではある。

(A・サンパウロ在住)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

2005年08月11日

カードは“もろ刃の剣”

韓国にて

 生活に欠かせない用品としてクレジットカードがありますが、韓国では信用カードと表現しています。

 私が韓国に渡った一九九三年は、信用カードが爆発的に増え始めた時期でした。当時は信用調査は有名無実でカードを発行していました。私もずさんな管理に紛れ込んでカードを作り、それ以来十三年間、便利に使わせていただいています。

 カードを使うメリットとしては、年末調整時に所得控除の対象になることと、現金決済よりカード決済のほうが安くなることがあります。

 ガソリンの給油代金が、0・1−0・5%安くなります。また、映画館や遊園地などの遊興施設が20〜50%割引になったりします。そのほか、有名レストランの食事代を5〜10%引いてくれたりします。

 カード会社が経済規模に比べ多いため、サービスで勝負をし、しのぎを削っているのです。

 ところで、このカード、統計を見ると、経済活動人口一人当たり三・七枚(二〇〇四年九月)です。〇二年が四・二枚ですので減少しています。

 というのも、カードによる自己破産がここ数年で急増、社会問題に発展しているのと、その影響で大手のカード会社が会社再生法の適用を申請するなど、韓国の経済全体が委縮しているのが大きな原因です。

 ある意味、カードはもろ刃の剣だということを自覚して、うまく使わないといけませんね。

(きょん・ソウル在住)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


マルコスは英雄か?

フィリピンから

 多くのスキャンダルで窮地に陥っているアロヨ比大統領が、故マルコス元大統領の英雄墓地への埋葬と引き換えに、マルコス一族の支持を得たとの報道が一部のマスコミによってなされた。

 故マルコス氏は政権を追放されハワイに亡命中に死去したが、不正蓄財や人権侵害などに対する批判から英雄墓地には埋葬されず、遺体は一族所有の邸宅で冷凍保存されている。

 アロヨ大統領はこの取引を否定したが「マルコス元大統領も英雄墓地に埋葬されるべきだ」と、反アロヨに転じたアキノ元大統領への当て付けとも思える発言をしている。

 故マルコス氏の埋葬をめぐっては「第二次大戦で戦った元軍人だから英雄墓地に埋葬されるべきだ」という意見がある一方で、不正蓄財などの不正を理由に反対する意見も根強い。

 比カトリック教会のロサレス大司教は「いかなる方法を用いてもマルコス一族は国民にお金を返却すべきだ」と不正蓄財の追及にクギを刺し、「まだ何も解決されていないのに、われわれはマルコスの罪を忘れようとしている」と、過去を水に流しすぎる国民性を嘆いている。

 また駐比米代理大使のムッソメリ氏もマルコス一族の不正を挙げ「この国では過去半世紀、罪を犯した者が裁かれていない」「あまりに強い許しの感覚が法の支配を妨げている」とフィリピンの国民性に苦言を呈している。

 これらの意見を裏付けるように最近の世論調査では、最も良かった歴代大統領として故マルコス氏が一位になるなど、国民の忘却ぶりが浮き彫りになっている。

 どんな過去も水に流してしまう国民性は美徳であると同時に、国の発展を妨げる元凶にもなっている。

(F)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

sekai_no_1 at 09:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)アジア 

2005年08月10日

フィリピン版“男前のポーズ”

フィリピンの子どもたち

中央の少年がやっているのは「男前のポーズ」。
日本でいえばピースといったところか。
フィリピン首都圏のタタロン地区にて(F)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ



sekai_no_1 at 10:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)アジア 

2005年08月09日

ロングバケーション

ロシアから

 ロシアは、ソ連崩壊後も「労働者の天国」である。「会社は従業員に、夏休みを一カ月以上与えなければならない」と法律で規定されているのだ。ロシア人は当然、この特権をフルに利用する。

 では、ロシアの人は一カ月間の休暇中何をしているのだろうか。富裕層は、フランスやスペインでバカンスを楽しむ。中産階級は、トルコやエジプトに行きゴロゴロする。そして普通の人たちは、ダーチャ(郊外の小さな別荘)でのんびり暮らすのである。

 ダーチャでロシア人は何をするのか。主な仕事は農業。キュウリ、トマト、ピーマンなど、彼らは何でも作ってしまう。また、森に行って食べられる木の実を集める。後は読書をしたり、散歩をしたり、ビールやウオツカを飲んだり、川で泳いだりする。

 このような生活は、休むことに慣れていない日本人ビジネスマンには、逆に苦痛かもしれない。しかし、ロシア人は心の底から幸せを感じているようだ。

 あまりにも幸せなので、「会社に戻りたくない症候群」も発生する。マーシャさんのダーチャの近くには、一カ月以上ダーチャにいる会社員が山ほどいる。

 マーシャさんは、ある知り合いのおじさんに、「だいぶ長い間ここにいるけど、仕事は大丈夫なの?」と聞いた。するとおじさんは、「大丈夫だよ。今病気で動けないことになっているから」と笑った。マーシャさんは、「ひょっとしたら」と思い、近所のおじさん皆に同じ質問をしてみた。すると、ほとんどの人が「仮病」を使って一カ月以上の休暇をエンジョイしていることが分かった。

 働かないロシア人。しかし、この国の経済は、六年間も急成長を続けている。これを「労働者の天国」と呼ばずなんと呼ぶのか。

(モスクワ在住・Y)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 09:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ロシア 

2005年08月06日

観光客で賑わうブルサ

トルコにて

 トルコのイスタンブールからマルマラ海をフェリーで渡ってやや内陸部に南下した所にブルサの町はある。アラブ各国から来た観光客でにぎわっている。

 標高二五四三メートルのウル山のふもとにある町は、緑のブルサという名で知られるように、樹木で覆われ、温泉地・スキー場としても有名なところ。ふもとから頂上まではケーブルカーがあり、うっそうとした樹木を眼下に見下ろしながらスリルのある時間を過ごすことができる。砂漠に囲まれたアラブ各国からの観光客は、歓声を上げてその緑を楽しみ、樹木の間を散策する。子供たちは乗馬やブランコなどを楽しむ。

 山の頂上は、日が陰り風が出始めると、七月中旬の昼間でもかなり寒くなる。ここの名物の食べ物の一つが、肉を炭で焼いて食べるバーベキューだ。

 各テーブルには、炭をふんだんに入れた火ばちが配られ、串刺し、牛、鳥、ハンバーグなどが生のまま配られる。それぞれ自分たちで焼いて、ヨーグルトや各種調味料、パンなどを適度に混ぜながら食べる。山の各所から煙が立ち上るという状況になる。寒さを忘れて過ごす楽しいひとときだ。

 太陽が出てくると、適度な暑さに誘われて散策に出かける。砂漠と違って多種類の植物が繁茂する珍しさから、採集に余念がない人もいる。アラブ諸国の人にとっては異文化体験の一つのようだ。

(S・カイロ在住)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

一変した道路事情

インドシナから

 インドシナ半島を十年ぶりに回ってみた。十年一昔とはよく言ったもので、一番の変化は何といっても道路事情が一変したことだろう。ベトナムの首都ハノイから外港ハイフォンまで、高速道路がつながるまで四時間近くかかっていた。川には橋がなく、フェリーを乗り継がなくてはならないし、何より天井に何度も頭をぶつけるような穴ぼこだらけの道路では、スピードが出るはずもなかった。

 それが今では、高速道路が整備されて一時間でつながるようになった。日系企業もハイフォンの工業団地に多く進出するようになっている。

 ベトナムのハノイからホーチミンまで結ぶ1号線最大の難所とされたハイバン峠には今夏、東南アジア最大のトンネルが開通した。これで標高差など関係なく、海岸線を南北に直結することになった。

 ハイバン・トンネルは国内物流の流れをスムーズにしただけではない。ラオスとタイを経由してベトナムとミャンマーを結ぶ東西回廊の難所をも一つ克服したことで、インドシナ物流回廊の整備に一役買ったことの意味が大きい。

 道路のインフラ整備という点では遅れていたラオスやカンボジアでも、雨期になるとぬかるみ、車輪が泥にはまって立ち往生した未舗装の道路もその多くが、少なくとも簡易舗装され、年間を通して安定した人とモノを運ぶ回廊の役目を担うようになっている。

 ただ、かつては泥にはまった車を助けるため、乗客だけでなく往来の人々も一緒になって助けた光景は今では見られなくなった。道路事情の向上は、進歩といえば進歩だが、忘れてはいけないものもある。

(バンコク在住・T)

font color=red>★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ



sekai_no_1 at 09:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)アジア 

2005年08月05日

休み多いロシアの新聞

ロシアにて

 ロシアに住んで驚いたことの一つは、新聞の休みが多いこと。日本の日刊紙なら、月に一回程度の休刊日だが、ロシアの日刊紙は土曜と日曜(もしくは日曜と月曜)はいつも休み。

 正月に至っては、日本の日刊紙が二日に休むのとは違い、元日からロシアのクリスマスである七日、そしてその後も年によっては休みが続く。中には十二月二十四日(西欧のクリスマスイブ)から休みに入る新聞もあるぐらいだ。

 私の友人のロシア人は、モスクワのある日刊紙の記者。先日、彼の家に遊びに行き、話を聞くと、彼は七月に十日間の休暇を取っている上に、八月に入ると会社は半月休み。「政治家もみんな夏休みでニュースが減るだろ。だからウチの新聞は半月お休みさ」という。

 彼の新聞は、十二月二十四日からも年末年始を挟んで半月休みだ。毎日ニュースを追い続けている私が、「わざわざ休暇をとらなくても、計一カ月ものんびりと休めるとは少々うらやましい」と彼に言うと、こんな答えが返ってきた。

 「でもさ、会社に半月行かなくていい代わりに、給料も半分しか寄越さないんだぜ。『新聞出ないんだから、カネがあるわけないだろ』って。ひどい話だろ。普段の給料だって安いのに。お前なら年二回の半月無給休暇、欲しいか?」

 欲しくない。そうか、世の中、そんなにうまい話はないんだな。

(O・モスクワ在住)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 15:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)ロシア 
電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ