2005年07月25日
ロシア人と蚊
ロシアの首都モスクワには、森が多い。市のあちこちに広大な森があり、市民の憩いの場となっている。ロシア人は森が大好きで、筆者もよく誘われて一緒に散歩に出掛ける。友人たちは、心から幸せそうだ。
しかし、モスクワの夏の森で日本人がリラックスするのはかなり難しい。
なぜか?
夏の森には、「蚊」が超大量に生息しているのだ。森の奥に入ると、蚊が一斉攻撃をしてくる。蚊に襲われるストレスで、とても「森林浴」を満喫できない。
ところが、ロシア人は蚊の大群の中を「幸せだなー」と歩いていく。なぜだろうか。
日本人とロシア人が一緒に森を散歩する。すると、当然どちらも同じくらい刺される。ところが、ロシア人は刺されても、ほとんど腫れないし、そのわずかな跡も二、三時間で消えてしまう。一方、日本人はかゆくて夜も眠れず、跡は二、三日残る。なぜこのようなことが起こるのか、いろいろな人に聞いてみた。
長い探求の結果、ある女性の言葉が啓示を与えてくれた。
筆者はその女性に、「あなたには三歳の子供がいますが、ダーチャ(郊外の小さな別荘)には蚊が山ほどいるでしょう? 子供はどうしているのですか」と質問した。彼女の回答は驚くべきものだった。
「三日くらい刺されまくれば、慣れますよ!」
この一言で分かった。ロシア人は日本人と違って、蚊対策をしない。そのため、子供時代に刺されまくる。刺されまくると、免疫ができてしまう。
「打たせて慣れる」
そういえばロシア人は、風邪を引いても薬をのまないし、重病でも夏には必ずダーチャで農業をする。
こんな具合だから、ロシア人は国が消滅しても、ハイパーインフレでも、淡々と暮らしていけるのだろう。
(Y)
★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ
しかし、モスクワの夏の森で日本人がリラックスするのはかなり難しい。
なぜか?
夏の森には、「蚊」が超大量に生息しているのだ。森の奥に入ると、蚊が一斉攻撃をしてくる。蚊に襲われるストレスで、とても「森林浴」を満喫できない。
ところが、ロシア人は蚊の大群の中を「幸せだなー」と歩いていく。なぜだろうか。
日本人とロシア人が一緒に森を散歩する。すると、当然どちらも同じくらい刺される。ところが、ロシア人は刺されても、ほとんど腫れないし、そのわずかな跡も二、三時間で消えてしまう。一方、日本人はかゆくて夜も眠れず、跡は二、三日残る。なぜこのようなことが起こるのか、いろいろな人に聞いてみた。
長い探求の結果、ある女性の言葉が啓示を与えてくれた。
筆者はその女性に、「あなたには三歳の子供がいますが、ダーチャ(郊外の小さな別荘)には蚊が山ほどいるでしょう? 子供はどうしているのですか」と質問した。彼女の回答は驚くべきものだった。
「三日くらい刺されまくれば、慣れますよ!」
この一言で分かった。ロシア人は日本人と違って、蚊対策をしない。そのため、子供時代に刺されまくる。刺されまくると、免疫ができてしまう。
「打たせて慣れる」
そういえばロシア人は、風邪を引いても薬をのまないし、重病でも夏には必ずダーチャで農業をする。
こんな具合だから、ロシア人は国が消滅しても、ハイパーインフレでも、淡々と暮らしていけるのだろう。
(Y)
★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. ロシア人が蚊に強いわけ [ 目指せ!パテントライフ ] 2005年07月28日 22:42
ロシア人は、蚊に強いという。
その秘密は・・・
たった一つ
子供の頃から刺されまくって免疫をつけることだそうな。
http://app.blog.livedoor.jp/sekai_no_1/tb.cgi/50104130
この記事へのコメント
1. Posted by yagicci 2005年07月28日 22:40
なるほどねぇ。でも相当私も指されているが、やはり残る。
といっても先日蟻に噛まれた。
蟻酸は、相当強いのか3ヶ月たっても後は残ったままだった。
ロシア人はスズメバチでも刺されるがままなのだろうか?
といっても先日蟻に噛まれた。
蟻酸は、相当強いのか3ヶ月たっても後は残ったままだった。
ロシア人はスズメバチでも刺されるがままなのだろうか?
2. Posted by 違うと思う 2005年08月11日 11:51
私もロシアには計7年余り在住した経験があり、ロシア人との付き合いも多く、ダーチャに招かれて過ごしたことも少なくない。そこで敢えて私自身の経験から言わせていただくと、「ロシア人が蚊に刺されても平気」なのは、免疫というより、気にしないように努めているからに過ぎない。つまり刺された痕を触らないから、腫れも少なくすみ、自然と引いていくのである。これを日本人みたいに徒に掻いたりすると腫れあがることになる。一般的にロシア人とて蚊が全く平気なわけでなく、嫌なものは嫌で、蚊取り線香、ベースマット、蚊よけスプレーなどを使うことも少なくない。
3. Posted by 蚊め! 2005年09月06日 06:45
蚊は何とか地球上から撲滅できないんですか?アメリカ東海岸の蚊も結構手ごわいです。日本と違ってサイレントに忍び寄ってきて、足ばかり刺していく…。(もっとももしあの音で近寄られるのも嫌だけど…。鳥肌が立ち、パニックになる)
近くのウォールマートにあったのが日本の蚊取り線香しかなかったが、これがよく効きます。
(しかし、あそこのウオールマート、ハンドリフト(日本では倉庫内作業しか使わない)で商品整理してるくらいでかいのに、何で虫対策用品がビジネス用デスクくらいのスペースしか置いてないのだろうか…)
近くのウォールマートにあったのが日本の蚊取り線香しかなかったが、これがよく効きます。
(しかし、あそこのウオールマート、ハンドリフト(日本では倉庫内作業しか使わない)で商品整理してるくらいでかいのに、何で虫対策用品がビジネス用デスクくらいのスペースしか置いてないのだろうか…)
4. Posted by 旅マン 2005年09月13日 11:27
コロンビアで暮らしていたとき、蚊はいませんでしたがとにかくダニがひどかったです。プルーガスと呼ばれているんですが、これがコロンビア人はいいかげんだから布に住み着いて人を噛む奴はみんなプルーガスで、蚤も南京虫もダニも一緒にしてるんです。殺虫剤やかゆみ止めだって違ってくるはずなのに、、、。同じホテルに住んでる日本人仲間はみんな被害にあい、
私などは我慢できずにかいた跡でわき腹や肘、膝の裏が一面ムラサキになるくらいやられてしまいました。
でも同じ環境でもコロンビア人は平気なんですよね。
ベッドを替えても刺されるのは日本人ばっかり。ちなみに殺虫剤は効かないと豪語する下宿のおばさんはACPM(たぶん軽油)という有機液体をもってきてベッドに撒けと言う。しかしこんなくさいもの撒きたくない。そしたら勝手に毛布もシーツもマットレスもみんなビチャビチャになるほどまきやがった。しかも効果なし。ひどいもんです。
私などは我慢できずにかいた跡でわき腹や肘、膝の裏が一面ムラサキになるくらいやられてしまいました。
でも同じ環境でもコロンビア人は平気なんですよね。
ベッドを替えても刺されるのは日本人ばっかり。ちなみに殺虫剤は効かないと豪語する下宿のおばさんはACPM(たぶん軽油)という有機液体をもってきてベッドに撒けと言う。しかしこんなくさいもの撒きたくない。そしたら勝手に毛布もシーツもマットレスもみんなビチャビチャになるほどまきやがった。しかも効果なし。ひどいもんです。
5. Posted by 蚊め! 2005年09月14日 12:03
アメリカはハチも多いです。刺されるのが怖い。日本はいかに自然が穏やかかが実感できます。
ハエも半端じゃないくらい多いし…(なぜ?)オーストラリアほどじゃないけど…。
自分の田舎でもこんなにハエはいなかったのに…。(私が住んでいるところだけ?)
ハエも半端じゃないくらい多いし…(なぜ?)オーストラリアほどじゃないけど…。
自分の田舎でもこんなにハエはいなかったのに…。(私が住んでいるところだけ?)
6. Posted by 蚊め! 2006年07月20日 21:32
掘り起こしレス…。
きっとロシア人はミツバチに指されても平気な頑強な体を持っていると思う。
きっとロシア人はミツバチに指されても平気な頑強な体を持っていると思う。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。