2005年09月06日

教育システム変化で混乱

ドイツから

 ドイツでは州によって夏休みの時期が違い、ベルリンは八月中旬から新学期が始まっている。今月五歳になる娘は、幼稚園の年長組になる。翌年に小学校に入学する子供たちはこれまで、「フォーシューレ」と呼ばれる未就学児童のための教育施設に入っていた。


 だが、新学期からベルリン市(州と同格)ではフォーシューレが廃止された。また、小学校入学年齢が五歳半に引き下げられた。そのため、今年の新入生の数は前年の一・五倍となり、どこの小学校も収容能力を超えている。いずれも、市の財政難がもたらした苦肉の策だ。

 従って、娘は小学校入学前の一年間も、キンダーガルテン(幼稚園)に通うことになる。

 娘の保育時間はこれまで半日だったが、ドイツ語力の向上のために午後三時までに延長してもらった。午後一時から三時までは伝統的に「ルーエツァイト」(休息時間)で、最低三十分は横にならなくてはならないというルールに直面した。

 三歳から昼寝をめったにしたことがない娘にとって、この時間が苦痛となり、幼稚園に行くのを嫌がるようになった。過去二年間、一度たりとも登園拒否をしたことがなかっただけに、重症といえる。別の幼稚園に通う父母らは「五歳児に昼寝の強制なんて考えられない」とし、自由を奪った旧東独のやり方と非難した。「しかも今時ルーエツァイトなんて考え方は古くさい」との意見も出た。現に、園長先生や複数の保母は旧東独出身者だ。

 早速新しい幼稚園を探した。新しく通うところはプライベートの幼稚園で、日本と同様に年齢ごとにグループを分けている。五歳児クラスは、数やアルファベットの勉強、歌、スポーツ、礼儀作法、英語など、教育内容が盛りだくさんだ。理想的な幼稚園が見つかってホッとしている。

(T)

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sekai_no_1 at 14:18│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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