2005年09月16日

予測が難しい「春の嵐」

ウルグアイにて

 ウルグアイを含め南半球は、今が冬から春への変わり目です。毎年、このころに春一番が吹き荒れます。今年はウルグアイ気象観測史上最強の風が吹き、首都圏を中心に、海岸線の都市で多くの街路樹がなぎ倒されました。

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 その影響で一部の地域では電線、電話線、水道などが切断され、復旧作業に一週間以上もかかりました。特に電気の復旧作業が遅れた原因の一つに、停電地区の高圧電線盗難事件が関係していました。なぎ倒された街路樹などによって切断された部分の電線を修理している間に、電気の通っていない部分の高圧電線を盗んでいく人たちがいたのです。やっとの思いで電気会社が切断部分を修復したら、今度は大丈夫だった部分がきれいになくなっているという、イタチごっこの状態でした。

 この春一番は竜巻のように突然発生するので、早期警戒発令が非常に難しいものとなっています。竜巻ほど強力ではないにしても、状況がそろった時、突風となるためです。

 実際、先日の嵐の時には気象庁の発令がなく、ビニールハウス農家、特に日系人の花栽培農家などに被害が出ました。後日、気象庁は嵐の発生の可能性を知っていながら警報発令をしなかったとのうわさが広まり、訴訟の動きも見られます。

 そうかと思うと、その一週間後に嵐が来るという予報を発令しましたが、こちらは見事に外れました。

(堀本幸伸・モンテビデオ在住)

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この記事へのコメント

1. Posted by 蚊め!   2005年09月20日 05:46
 高圧電線を盗んで何に使うのだろうか?
2. Posted by メール便   2005年09月22日 09:28
電線つーのはだいたい銅でできてるだろ。ヤミで売ればそれなりの値が付く。貧しい地域ではよくあるビジネスだ。
3. Posted by 蚊め!   2005年09月22日 09:42
 ありがとうございます。電線盗んで売るのがビジネスになっているんですねえ…。

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