2005年09月20日

空港は危険がいっぱい

フランスから

 昨年は、パリ・ドゴール空港ターミナルの一部が倒壊し、死者を出す悲劇が起きた。ターミナルは、完成間もない超モダンな建物だったが、手抜き工事があったとか、設計者の構造計算が間違っていたとか、大雨で地盤が緩んだなど、さまざまな見方が行き交ったが明確な事故原因の答えは出ていない。

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 テロが心配されるようになってからは、空港はテロリストが標的にする代表的な場所となっただけでなく、爆弾を持ったテロリストの出入国も警戒されている。〇一年にはマイアミ行きの飛行機に靴爆弾を持ったテロリストが乗り込んだこともあった。パリのドゴール空港は今でも警戒の手を緩めていない。

 そんなドゴール空港で、今度は乗客の預けた荷物を定期的に盗んでいた空港従業員二十二人が逮捕された。荷物の紛失が跡を絶たない同空港で、空港警察は、一年間かけて、念入りな捜査を行い、めでたくエールフランス航空の荷物仕分け委託会社従業員に成り済ました窃盗団をお縄にしたというわけだ。
 盗んだ物は、デジカメやパソコン、毛皮や高級貴金属など金目の物だったという。盗んだスーツケースは荷札が破られ、機械で読み取れないようになっていたらしい。これでは紛失届けを出した乗客の荷物は、永遠に見つからないことになる。そういえば、二年前にも同様な手口の窃盗団が、同じ空港で三十人以上逮捕されたこともあった。

 フランス人の友人はよく言ったものだ。「モスクワ経由の飛行機にだけは乗るな。モスクワでは空港職員が、堂々と預けた荷物をこじ開けている」と。フランスでは絶対に起き得ないと言いたかったようだが、灯台下暗し。それは偏見でしかなく、毎年、荷物の紛失でドゴール空港でも多くの悲鳴が聞こえているということだ。

(A)

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sekai_no_1 at 09:04│Comments(0)│TrackBack(0)│ヨーロッパ 

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