2005年09月29日

人質解放のフィクサー

米国から

 世の中には警察に頼らないで解決できる事件も多いらしい。先日、わが家の子供が通う日本人学校のセキュリティーをやっている友人が、メキシコ・マフィアにメキシコ系ビジネスマンの子供が誘拐されたケースで、人質を無事解放した「武勇談」を語ってくれた。

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 このセキュリティーは民間人であって警察関係者ではない。しかし、誘拐事件を起こしたマフィアの一員とコネがあり、過去にも似たような事件を解決したことから、今回も民間大手の探偵事務所から依頼がきたという。

 誘拐されたのは、カリフォルニア州東ロサンゼルス周辺で会社を経営している億万長者の息子。マフィアは警察に知らせれば息子の命はないとして、身代金二百万ドルを要求してきた。ビジネスマンはニューヨークに本社を構える私立探偵事務所に連絡を取り、人質の無事解放を依頼した。

 友人のセキュリティーはメキシコ系米国人で、父親や兄弟が警察関係の仕事をしているそうだが、そうした因縁から誘拐事件を起こしたマフィアとコネがあり、そのルートでマフィアのボスとの交渉にこぎつけた。このボスが人質をさらって大金を要求したのは、多くの女に手を出して借金がかさんだなどの個人的理由からだったそうだ。

 結局、フィクサー役のセキュリティーは、借金返済などに必要な額として二十万ドルを支払うことを申し出て、了解を取り付けた。もちろん警察、連邦捜査局(FBI)などには一切情報を漏らさないという条件をのんだという。

 こうしたフィクサーの仕事は命の危険にさらされるのは当然。二週間休みを取って五千ドルの報酬だったというが、本人は一万ドル要求すべきだったと悔やんでいる。

(M)

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この記事へのコメント

1. Posted by 飛田 野郎y   2005年09月30日 07:10
発展途上国そして中国然り、警察には金を払わねばドロボーはおろか誘拐犯
強盗犯も捕まえてくれません。
この話を聞いて愕く方が国際感覚ゼロなり。
故に発展途上国の連中が政府及び警察を当てにしたと言う話を聞いた事無し。
2. Posted by メール便   2005年09月30日 13:33
警察が宛になる国って少ないんですね。
3. Posted by 世界面白ニュース管理人N   2005年09月30日 14:27
飛田 野郎yさん
コメントありがとうございます。海外では、あたりまえの話なわけですね。海外経験が長かったのでしょうか?また遊びに来てください。
4. Posted by hose   2005年10月01日 00:00
 警察もだけど、消防も同じ。火事場に来て、燃えている家に構わず、隣家の家主の所へ行き、「いくら出す?」と交渉。しぶっていると、「ぐずぐずしていると類焼するぞ」と脅す。結局、飛んでくる火の粉に恐れをなして、いくらかの金を掴ませる。ようやく消火活動に取りかかる。消防も金次第の国だよ、あそこは。
5. Posted by hose   2005年10月01日 00:02
 おっと、間違えた。アメリカの話か。オレはフィリピンの話だと思った。アメリカの消防はまともだよ。すごく。
6. Posted by 管理人N   2005年10月01日 17:40
hose at さん
コメントありがとうございます。日本以外の国は、お役所仕事も金次第、というわけですね。日本にいるありがたみを改めて感じてしまいます。

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