2005年10月14日

人気の「足の裏」街道

マレーシアから

 ペナンのジョージタウン市郊外にある植物園前の公園では、丸い川原石を敷き詰めた「足ツボゾーン」が人気だ。一周五十メートル足らずの小さなものだが、健康のためこの敷石を歩くのがちょっとしたブームになっている。

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 大体、こうした人々は早朝、気功などの体操をする華人が多いが、最近はアラブ人も訪れるようになってきた。

 マレーシアのペナンは二年前から、アラブ系観光客が急増している。「9・11同時テロ」以後、ハワイのワイキキやロスの浜辺でリゾートライフを楽しんでいたアラブ人の富豪たちは、米国の厳しい入国管理を嫌いアジアのリゾート地へシフトしているのだ。健康にいいとどこかで聞き付けたアラブ人が当初、興味本位か植物園に観光に来た際、帰り際に立ち寄ったものだろうが、口コミで少しずつ広がりつつあるようだ。

 足ツボゾーンの一角には、三十六カ所のツボを示す大きな看板が立っている。これを見たアラブ人の一人が何を思い付いたのか、石の上に全身を横たえたのに遭遇したことがある。一緒に来た家族にも、「リラックスできるから、やってみたら」とか何とか言いながら勧めているふうだった。

 「足の裏」という固定概念を持たない異邦人の方が発想が自由で、「足ツボゾーン」を十分に活用しているようだ。本当は「足ツボゾーン」初体験のアラブ人が、あまりの痛さに驚いて、思わず寝そべってしまった可能性もあるが、それはそれ。やがて、アラブの国の公園にも「足ツボゾーン」なるものが登場する日も遠くないかもしれない。

 ただ、炎熱砂漠の地での敷石歩きは火傷(やけど)ものかも知れないけれど、アラブ人なら新しい使い道を発見することだろう。

(T)

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sekai_no_1 at 09:02│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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