2005年10月21日
地下鉄の安全性向上を
韓国にて
今から二年半前の二〇〇三年二月十八日、大邱市で地下鉄放火事件がありました。死者百九十六人、負傷者百四十七人という大惨事でした。車両の座席などの素材が可燃性であったことが火災の規模を大きくしました。死傷者の多くが放火車両ではなく、対向電車の乗客で、指令室や乗務員、駅員などのずさんな対応が浮き彫りになりました。
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今から二年半前の二〇〇三年二月十八日、大邱市で地下鉄放火事件がありました。死者百九十六人、負傷者百四十七人という大惨事でした。車両の座席などの素材が可燃性であったことが火災の規模を大きくしました。死傷者の多くが放火車両ではなく、対向電車の乗客で、指令室や乗務員、駅員などのずさんな対応が浮き彫りになりました。
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さらに大邱地下鉄公社の関係者は口をそろえて放火は想定していなかったと弁明し、危機管理意識の低さに非難が集中しました。あれから地下鉄公社は事件を深刻に受け止め、多くの努力をしてきたのでしょうか。
事件後、公社は車両の内装材を不燃性の素材に交換すると発表しました。しかし、今年の正月にソウルの地下鉄で放火事件が発生した際、内装材の交換が遅れているのが露呈しました。幸い、人的被害はほとんどなかったのですが、八両編成のうち三両が丸焼けになりました。
それでも、それなりの改善はされているようで、駅の天井には煙が広がらないように防煙壁が設置され、非常口の案内図や表示灯を増設しました。また、要所要所に懐中電灯や消火器、そしてガラスを壊すための斧などが設置されました。車両には、非常時のドアの開け方などが見やすい位置に表示され、分かりやすくなりました。
地下鉄に乗るときは、懐中電灯を携帯したくなる今日このごろです。
(きょん・ソウル在住)
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事件後、公社は車両の内装材を不燃性の素材に交換すると発表しました。しかし、今年の正月にソウルの地下鉄で放火事件が発生した際、内装材の交換が遅れているのが露呈しました。幸い、人的被害はほとんどなかったのですが、八両編成のうち三両が丸焼けになりました。
それでも、それなりの改善はされているようで、駅の天井には煙が広がらないように防煙壁が設置され、非常口の案内図や表示灯を増設しました。また、要所要所に懐中電灯や消火器、そしてガラスを壊すための斧などが設置されました。車両には、非常時のドアの開け方などが見やすい位置に表示され、分かりやすくなりました。
地下鉄に乗るときは、懐中電灯を携帯したくなる今日このごろです。
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