2005年11月01日

鳥インフルエンザでパニック

ドイツから

 ドイツでは過去一カ月、鳥インフルエンザの話題で持ち切りだった。ルーマニアやギリシャなどで感染された鳥が見つかり、いよいよ欧州へ本格上陸かといった緊張感に包まれている。

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 ドイツ政府は家禽(かきん)類の放し飼いを禁止し、屋内に閉じ込めるよう農家らに求めた。子供たちに愛されている近くの農場のニワトリがすべて処分されたというニュースも流れ、少し胸が痛くなった。

 しかし、人から人へ感染するリスクはごくわずかといわれている。その上、ドイツの鳥が危ないのは渡り鳥が戻ってくる来年春以降といわれている。迫り来る危険はまだない。

 危機感を煽っているのはマスコミ。毎日、トップニュースで鳥インフルエンザの脅威を伝えているからだ。イラン人が経営する近所の食料品店は最近、鶏肉を扱っていない。「うちはドイツ産の肉しか仕入れていないんだが、お客から何度も『大丈夫か』と聞かれ、とりあえずは売らないことに決めた」と説明した。

 小児科医や内科医は熱心にインフルエンザ予防注射を勧めている。友人は「鳥インフルエンザは確実にやってきます。すぐにワクチンがなくなるから、今のうちに予防接種をしておいた方がいいですよ」と言われ、家族全員が接種を受けた。

 電話で話を聞いた記者は「そうですね」と相槌(あいづち)を打ったものの、わが家はまだ何の行動も起こしていない。通常の予防接種は鳥インフルエンザ予防に効き目がないことも分かっていることだし。

 狂牛病(BSE)、口蹄疫(こうていえき)、そして今回は鳥インフルエンザ。野菜や果物はダイオキシンなどの農薬、魚だって海洋汚染の心配はないわけではない。「病気になるときはなる」と開き直ることに決めた。

(T)

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sekai_no_1 at 08:55│Comments(3)TrackBack(4)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 蚊め!   2005年11月01日 14:03
 狂牛病(BSE)、口蹄疫(こうていえき)、そして今回は鳥インフルエンザ。野菜や果物はダイオキシンなどの農薬、魚だって海洋汚染の心配はないわけではない。「病気になるときはなる」と開き直ることに決めた。
 それは賢い選択かも。あまり被害妄想になっても仕方がないし…。

2. Posted by ぶろぶろ   2005年11月13日 00:00
はじめまして。
たしかに病気になるときはなっちゃうもんですよね。
インフルエンザ以外にも狂牛病とか脅威はたくさんありますね。あとで後悔しないように毎日一生懸命に生きるようにしたいです。
3. Posted by 蚊め!   2005年11月13日 12:05
 アメリカにいるが、カフェテリアやレストランでも当たり前のように牛肉出るしなあ…。この前はビーフステーキ、今日は牛肉の煮物…。
 

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