2005年11月07日

好まれぬ教育熱心な先生

米国にて

 朝、学校に行く時間になっても、小学二年生の息子が起きてこない。おかしいなと思って、様子を見に行くと、腫れぼったい目をして、頭が痛いと言う。妙なせきもしており、大事をとって学校を休ませた。医者の診断では「ただの風邪」だったが、せきが収まらず、三日間学校を休むことになった。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 息子の担任は学校でも有名な厳しい先生。学校を休んでいる間、毎日友達がその日の宿題を持ってくる。特に、最後の日は金曜日で、宿題のほかに、学校に置いてあった教科書や練習帳などがごっそりわが家に帰ってきた。添えてあった手紙には、三日間でどこまで進んだかを示す紙片があった。結局、すべての宿題を終えるのにえらい時間がかかった。

 この話を近所の友人にすると、半分あきれ顔で、「それはやりすぎじゃない」と言う。小学二年でそれほど厳しくしなくてもいいじゃないかという見方だ。確かに、この先生、息子が一度、宿題のワークシートを提出するのを忘れたところ、次の日も同じ宿題を追加で入れるほどの熱心さだ。

 米国では新学年を前に、保護者が子供の担当教師をリクエストできる。「厳しい先生」よりも「優しい先生」の方が人気がある。しかし、息子を見ていると、甘やかされていた一年の時よりも、今の方が喜んで学校に行っている。やはり、どっちの先生がいいかは即断できない。

(N・ニューヨーク在住)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ



トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by いその   2005年11月07日 23:39
>米国では新学期を前に、保護者が子供の担当教師をリクエストできる。

これは面白い制度だと思う。
ただ、保護者に人気のある先生が、「本当に子供にとって良い先生」であるかどうかは、分からないが。

子供にとっては、その場では、「優しい先生」の方が「良い先生」かもしれないが、長い目で見て、将来、「良い先生」と思えるのは、「(筋がきちんと一本通っている)厳しい先生」の方かもしれない。

ただ、「優しい先生」のその「優しさ」の種類によって、もちろんその先生も「本当に子供にとって良い先生」になるのは、言うまでもないが。

初コメントにも関わらず、自分の職業と重ねてしまって、長々とコメントしてしまいました。
2. Posted by 管理人N   2005年11月08日 01:43
いそのさん、こんばんは。有意義なコメントをありがとうございました。ご活躍をお祈り申し上げます。

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ