2005年12月19日

ドイツ人の心の広さに感動

ドイツから

 先日、電車でシュツットガルトからベルリンに向かう途中、珍しい体験をした。

 時刻は夕方、インド人とみられる四人家族がフランクフルトで乗車した。両親と小さい子ども二人。ほとんどの席が予約席で、夕刻で満員だったため、通路に座っていた。

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 やがて、駅員が乗車券を拝見しに来た。インド人家族は必死で乗車券を捜しているようだが、結局見つからなかった。駅員は、家族四人分の正規料金を請求した。それがかなり高額だったらしく、彼らは相当に困っているようだった。

 すると、その様子をすぐ隣で見ていたドイツ人が立ち上がり、家族の世話をし始めた。かばんのどこかに乗車券はないのか、目的地のカッセルに身内や友人はいないのか、など親身になって話し掛けた。

 それでも解決できず、困ったドイツ人男性は車両の入り口で大きな声で叫んだ。「ある家族が乗車券を忘れて困っている。皆さん一人が一ユーロでも寄付してくれたら、彼らを助けることができます。どうか、彼らの事情を理解してあげてください」と述べ、寄付を集めだした。

 ドイツ人の行動にものすごく感動した。遠くから様子を見ていた駅員は妥協し、最終的に彼らを見逃してあげたようだ。通常、ドイツ人はルールに厳しく、例外を認めないし何の言い訳も聞かない。

 クリスマスの季節に入り、人々の心が温かくなっているようだ。テレビではチャリティー番組が多く、高額の寄付金が集まる。街角には教会系の慈善団体が熱心に寄付を募っている。ドイツではキリスト教の信者数の減少に歯止めが掛からないが、キリスト教の価値は今でもドイツ人の心に深く根付いていることを実感した。

(T)

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この記事へのコメント
 心が暖まる話ですね。
Posted by 蚊め! at 2005年12月19日 18:32
日本では絶対に絶対にありえないお話ですね。素敵なエピソード。
Posted by bananafish at 2005年12月20日 16:21
インド人なら、平気で嘘をついているかも?
Posted by このドイツ人はお人好し at 2005年12月20日 16:44
インド人なら、平気で嘘をついているかも?⇒同感。インド人に限らず移民はしたたか。
Posted by 世の中そんなに甘くない at 2005年12月20日 16:52
良いニュースをありがとうございました。騙されてもいいじゃないですか。
Posted by 白井敬二 at 2005年12月20日 23:24
一片の温かな風でした
思い出して悲しくなったのは背景、クリスマスを迎えるTVの彼我の違いです
Posted by usikubo-jj at 2005年12月21日 10:38
世界おもしろニュース管理人Nです。
多くの皆様からコメントを頂き、ありがとうございます。
ドイツからの心温まるエピソードに、感動していただけて、うれしく思います。翻って、今の日本の状況が、耐震強度偽装問題、国民に負担がのしかかる予算編成、相次ぐ幼女の殺害事件など、何とも世知辛い状況です。
せめて気が付いた人が、一つでもいいから人に喜ばれるような行為をしていければいいと思います。
今後とも皆様からのコメントお待ちしています。
Posted by 管理人N at 2005年12月21日 16:07
ホロリとしました。
Posted by す at 2005年12月24日 11:32
自分の母国以外での生活は想像以上に大変でしょう、そのインドの方々が嘘をついている可能性も確かにありますが、その逆の可能性があるのも確かです。

いずれにせよ昨今の日本では馬鹿にされてしまいそうな慈善行為を、真剣に行う事が出来るドイツの方の心の広さには脱帽です。
Posted by ニック at 2005年12月30日 23:44
インド人家族の真偽はさておき、
せちがない世の中に思わず微笑んでしまう
寒い国のあったか〜いお話。ありがとうございました。
Posted by こも at 2006年01月03日 23:08
Best site
Posted by armins Rupert at 2006年01月21日 07:47