2005年12月29日

湿地帯体験した観光客

ブラジルにて

 十二月の初め、パンタナール(大湿地帯)に住む知り合いから平日の朝方、電話がかかってきて、「今日は学校が休校になって、子供たちが家にいてにぎやかだよ」と言う。聞くと、隣町への一つしかない、バスの通れる橋が、不通になってしまったらしい。増水で、普段は橋の下六、七メートルのところを流れている川が、橋を隠してしまった。

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 パンタナールは、もともとそういうことが起きる地域。ここ十年で、二〇〇五年が一番雨が多いようだ。その日は、州内の各地で同じように川がはんらんし、主要道路の閉鎖が相次いでいると、メディアは報道していた。

 以前過ごしたことのある川岸の農場も床上浸水をしたし、川岸の釣り小屋などは屋根まですっかり水に漬かってしまった。よくしたもので、市の軍隊がボートで農場の住民を救出してくれたが、こんなことは最近では珍しく、間一髪で難を逃れた人々も多かった。

 観光客は、すっかり水に漬かった農場近くで記念撮影していたほどで、パンタナールそのものを体験したようだ。

 南米は今、真夏。増水した川の水は、やがてパラグアイ川に流れ込んでいって、文字通り大湿地帯の姿を見せてくれるかもしれない。人がほとんど住んでいないこの地方での増水は、地球の呼吸だと思うと、なぜか少しほっとする。

(Junichi・マットグロッソドスル州在住)

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この記事へのコメント

1. Posted by ??   2005年12月30日 08:16
最近、新聞・雑誌等を読んでいて、理解に苦しむ表現をよく見かけます。 少なくとも、執筆をプロとする記者が書いた記事を、さらに編集長がチェックを入れていると思うので、記事の質が悪いとは思いたくないのですが。

この記事についても然りです。 全てではありませんが、いくつか私が不自然だと思うところを挙げさせていただきます。

>>よくしたもので、
何が、「よくしたもの」なのか、よく解らない。

>>こんなことは最近では珍しく、間一髪で難を逃れた人々も多かった。
軍による救助が珍しくなったのであれば、どうやって「間一髪で難を逃れ」られるのであろうか。

>>観光客は、すっかり水に漬かった農場近くで記念撮影していたほどで
何が、「ほど」なのか良く解らない。 観光客が写真を取れるほど安全なのだろうか。

>>増水は、地球の呼吸
どうして、水である「増水」が、呼吸と結び付けられるのだろうか。

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