2005年12月30日

年が明けても続くクリスマス

フィリピンから

 フィリピンのクリスマスは、末尾に「ber」が付く月はすべてクリスマスシーズンといわれ、世界一長いとの噂(うわさ)もあるほどだ。

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 日本のクリスマスとの大きな違いはサンタの影が薄いところか。もちろんテレビCMなどにサンタも登場し子供には大人気だが、カトリック教徒が国民の八割を占めるこの国では、クリスマスの主役はあくまでもキリストと聖母マリアだ。

 街を飾るデコレーションを見てもイエスの誕生場面を再現したものや天使などがほとんどで、サンタの飾りは少数派、フィリピンのクリスマスは宗教的行事の側面が強いことがうかがえる。

 それでも、クリスマスの商業化の波はフィリピンにも押し寄せており、カトリック教会はクリスマスの礼拝に若者の参加者が少なくなっていると嘆いている。カトリックの影響が強いフィリピンでも若者の宗教離れ、伝統離れは深刻な問題のようだ。

 フィリピンのクリスマスシーズンは十二月二十五日を迎えるまでも長いが、終わるまでも長い。フィリピンでは一月六日までが正式なクリスマスとなっている。この日は「スリー・キングス」と呼ばれ、キリストが誕生した馬小屋を三人の賢者が訪問した日とされており、まさにクリスマスのクライマックスとなる日だ。

 新年を迎えてもまだ飾られ続けるクりスマツリーに違和感を感じる人もいるようだが、フィリピン人から見れば宗教的な意味も知らずにツリーをさっさと片付ける日本の方が奇妙に見えるに違いない。

(F)

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