2005年12月30日

響いた書き入れ時のスト

米国にて

 「どういうわけか、今年はあんまり花が売れなかったのよ」。花屋の手伝いをしている大家の奥さんは、稼ぎ時のクリスマスイブの模様をこう語る。新聞やニュースを見ると、今年のクリスマスシーズンも例年と比べ、米市民の購買意欲はさほど低くない。しかし、時期的に非常に悪いタイミングで行われたニューヨーク市の交通ストが響いたようだ。

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 クリスマス前のストでとばっちりを受けたのは、小売業だけではない。マンハッタン中部の中堅ホテルに勤める知人に聞くと、「ホテルとしても、余分なお金を払わないといけないので、ストが起こって大損害だった」という。スト中に勤務する従業員に対して、駐車場手当や宿泊費、朝食代などが必要で、一日で余分なお金が二百万円程度、飛んでいったとのこと。

 この時期、子どものおもちゃを買いに、ハドソン川を挟んだ向こう側にあるニュージャージー州にある量販店に行ってみた。いつもは余裕がある広大な駐車場も、このときばかりは場所を探すのに一苦労した。

 しかし、不思議に思ったのは、量販店に隣接するモール街。もちろん、いつもよりは買い物客の数は多いのだが、さほどでもない。ゆっくり買い物ができた。量販店関係の知人にこの話をすると、「ああいうところは、小さい小売店ばかりで、めぼしいものはすぐに売り切れるのよ。だから、クリスマスシーズンの初めは売り上げが伸びるけど、その後はさっぱりなの」ということなのだそうだ。

(N・ニューヨーク在住)

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この記事へのコメント
 小さい量販店は、需要が供給を上回るのですね。せっかくのかき入れ時なのに…。
 クリスマスくらい、組合作って、人気商品を大量に仕入れれば儲けるだろうに…。
Posted by 蚊め! at 2005年12月31日 07:04