2006年02月06日

犬好きが高じて

ロシア

 ロシア人は、日本人より犬好きのような気がする。

 ソ連崩壊後、ロシアではハイパーインフレが起こり、国民生活は非常に苦しかった。みんな「困った困った」と嘆いている。しかし、外に出ると、犬と散歩している人がとても多い。中には、「人間三人分くらい食べるのでは?」と思われる巨大犬とブラブラしている人もいた。

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 筆者は当時、「人も食べる物がないのに、犬の世話までしていたら大変だろうな」と考えていた。あるとき友人にそう尋ねると、「経済的に苦しいからって、家族の一員を手放せるか!」と怒られてしまった。

 モスクワ市民のほとんどは、一軒家ではなくアパート暮らしである。しかし、皆さん平気で犬を飼っていて、それを禁止しているアパートはない。そして、苦情も出ない。

 ロシア人は野良犬にも優しい。さすがに市の中心にはいないが、少し外に出れば野良犬がゴロゴロしている。日本で野犬というと少し怖いイメージだが、モスクワの野良犬は市民に愛され、おとなしく、人を襲ったりしない。年配の人の中には、近所の野良犬に名前を付け、余った食料品を与えることを日課にしている人もいる。

 金と時間が有り余っているセレブの関心は、犬の「髪型」。自分がビューティーサロンに行くのと同じ頻度で、「犬の美容院」に行く金持ちマダムも増えている。

 冬になると、コートを着た犬も見掛ける。「愛犬も散歩中寒いだろう」という配慮から、飼い主が手づくりのコートを作るのである。

 こんなモスクワで、筆者が絶対当たると思うビジネスは、「犬の靴」。愛犬は、氷点下三〇度の道を裸足(はだし)で歩いていて、冷たいのではないか。コートまで作る飼い主が、靴を買わないはずがあろうか。

(Y)

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この記事へのコメント
 確信しているならこんなアイデア出すと誰かに取られますよ。(笑)多分確信してないだろうから、出すんだろうけど。
 それにアメリカの犬スーパー(犬用製品ならなんでも、愛犬同伴可)にいったことがあるんですが、靴は置いてなかったみたいですねえ。
Posted by 蚊め! at 2006年02月06日 12:31
マイナス30度だと、野良犬もさぞ寒いと思うのですが、
寒さに強い犬種ばかりなのかな?

Posted by itochan at 2006年02月07日 12:13
モスクワに住んでいたとき、最後にいた建物にはその地区では有名な名物犬たちがおりました。なんと3DKのアパートに9匹のパグ犬を飼っているのです。飼い主さんは息子さんと交代でどんな日も彼らを散歩に連れて行きます。わたしは、9匹もどうやって住んでいるのだろうといつも疑問でした。
一部屋は丸々犬小屋とか・・・
Posted by 村上うぱ at 2006年02月07日 22:34