2006年02月10日

なんとも寂しい動物園

フィリピンから

 巨大ショッピングモールやスペイン時代の遺跡のほかに、これといった観光地のないマニラ首都圏だが、動物園があると聞いたので早速行ってみた。

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 動物園はマニラ市にあり、正式名称は「Manila Zoological Botanical Garden」(マニラ動植物園)という。LRT(軽量高架鉄道)一号線のキリノアベニュー駅から歩いて行ける距離にある。

 入り口のゲートをくぐると動物園の顔とも言える象がお出迎え。ちょっとやせ気味だったが、子供たちの声援を受け元気にグルグルと歩き回っていた。

 少し期待して先へ進んだが、動物園の主役とも言えるライオンやキリンは一向に見当たらない。やっと見つけた檻(おり)にはネームプレートがあるだけ……。ほかにも何の動物がいたのかさえ分からない空の檻もかなりあった。

 やっと見つけたつぶらな瞳(ひとみ)のダチョウは、その特徴である羽毛がほとんど抜け落ちていた。病気なのか暑い気候に適応した結果なのか知らないが、肌を露出した長い足はスーパーで売っている鶏モモ肉のようで少し痛々しい。

 フィリピンの子供たちが、ダチョウは羽毛のない鳥だと勘違いしないか余計な心配をしてしまった。

 予算不足とは聞いていたが、ここまで動物が減ってしまっては、ただの「マニラ植物園」になってしまうのも時間の問題かもしれない。大都市マニラの名を冠する動物園のなんとも寂しい状況に、フィリピン人があまり動物に興味を持たない理由を垣間見たような気がした。

(F)

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