2006年02月16日

北米最大の旧正月祝い

米国から

 中国系にとって陰暦一月一日から十五日までの旧正月祝い(春節)は最大の祝賀行事。今年は一月二十九日から二月十二日まで、全米各地の中国人街でチャイニーズ・ニューイヤーが盛大に祝われた。

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 北米最大のチャイナタウン(中国人街)といえば、サンフランシスコにあり、ニューヨーク・マンハッタン、ロサンゼルス・ダウンタウンがそれに続く。ところが近年、ロサンゼルス郊外のサンゲーブル地区の中国人街の急成長ぶりは目覚ましく、今年も北米最大級の旧正月が祝われた。

 サンゲーブル地区とはロサンゼルス東方のモントレーパーク市、アルハンブラ市それにサンゲーブル市などを加えた山間地帯からロサンゼルスまでの丘陵地帯を言う。モントレパーク市は人口六万人のうち中国系が約六割を占め、隣接するアルハンブラ市やサンゲーブル市も人口の半数近くがアジア系で、そのほとんどが台湾、香港、中国大陸、ベトナムからの華僑移民とその子孫たちから構成されている。

 モントレパーク、アルハンブラ、サンゲーブル各市は互いにつながっており、車で行けばわずか二、三分の距離のところにある。それぞれの中国人街でパレードやドラゴンダンス、爆竹で祝い、道路をふさいで出店を設け、観覧車などの仮設遊園地をつくって二週間にわたるフェスティバルを行うのだから、サンゲーブルバレー地区はまさしくこの期間、チャイニーズニューイヤー一色に染まることになる。

 中国系と一口に言っても、台湾、中国大陸、香港、ベトナムなど世界各地からきた華僑はそれぞれの出身地ごとの協会を形成し、ライバル意識や反目もあるようだ。そんな中で旧正月は古来の伝統的祝賀行事であり、出身地を超えた一体感を表す貴重な機会ともなっているようだ。

(M)

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