2006年02月24日

革命的教育装置の効果

中国にて

 城市大学(City University)で開発された「革命的な教育補助システム」は、昨年のクリスマス前からある学校の理科のクラスで試されている。一人の先生の講義を同時に最高七クラスまで放映でき、生徒たちの顔がスクリーンに映し出され、質問もできる。

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 システムを使用している先生は、「教師にかかる負担が半減した」「一つの講義を同時に五クラスにするということは、一つの大きなクラスで講義をすることと同じだ(同じ講義を何回も繰り返す必要がない)」と述べている。

 政府に助言を行う教育統籌委員会は、「新しい教育方法は“先生と生徒の対話”が減り、生徒への監視が必要」で、「熟練された先生は何ものにも代えがたい。中学生は、選ばれて学びに来ている大学生とは違い、“しつけ”の面が気にかかる」と述べている。

 また香港教育工作者聯会も、「先生にかかる負荷の軽減は重要な問題だが、最も重要な問題は学校側が生徒に提供する教育の質だ」と代表者は語っている。

 システムを導入する学校側も、設備費と維持費で年間約十五万香港ドルかかり、それに見合う価値があるかどうかをよく考えなければならない。

 おしなべて教育者たちは、「革命的な教育補助システムは、もし生徒への監視が十分行き届いていないと、“教育の質”を落とす」と警告している。

(下根 森・香港在住)

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この記事へのコメント
 そういう教育方法は、本人のやる気に掛かってきますね。なので、参加する学生を厳選すれば絶大な教育効果が出るでしょう。
 しかし中学生で、それを導入してもなあ…。まだ遊びたい年頃だろうし。
大学、あるいは院ならともかく。
Posted by 蚊め! at 2006年02月25日 12:23