2006年02月27日

イスラム教徒の生活の一端

エジプトから

 エジプトは、国民の九割がイスラム教徒で、一割がキリスト教徒の、イスラム色の濃厚な国家であることから、イスラム教徒の生活を至る所で観察することができる。

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 先日婚約したある女性によると、婚約者は、婚約した当日から毎日彼女にべったり付き添い、一切の男性との接触を断ち切ることに専念しているという。例えば、会社への送り迎えはもちろんのこと、私用で出る時にも必ず同行、すべての行動の報告を要求してチェックする。今まで親さえしていなかった厳重な管理体制を敷いているわけだ。

 欧米文化にあこがれている彼女にすれば、生活がかなり窮屈になったことで、しばしばけんかをしたようだが、口論になると必ず彼が言う言葉は、「イスラム法ではそうなっている」との一言。彼女もそれには従わざるを得ないという。

 カイロで、最も多くの外国人(特に米国人)が住んでいる都市の一つであるマーディーに、知人を訪ねた時、トイレに行こうとして立ち上がり歩き始めたら、彼が慌てて私の行く先を止めた。彼の妻と娘たちがその方向にいるためで、家族を奥の一室に移動した後で、私の動きを許した。彼は技術者で、かなりの教育を受けている人物なのだが、これを当然としていることにショックを受けた。ジュースは、奥さんが作ったものを彼が運んできた。もちろん奥さんの顔は見ずじまい。エジプトでは奥さん向けプレゼントも禁じられている。

 イスラム法は、イスラム社会を守るため、個人の行動、殊に女性の行動への制約を多くしている。女性は弱いもので、男が守らねばならない存在だという大前提があるからだ。もちろん、この厳しさの程度は各家庭や地域によって少々の差はあるのだが。

(S)

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この記事へのコメント
イスラムの世界って、まだまだ日本とかけ離れたものですね。

最近、「NEUTRAL」という雑誌のイスラム特集を読み、行ってみたいという気持ちが凄く強くなってきてます。

僕らの理解を超えた文化やきめごとが多そうですが、
それはそれで楽しそうです。
Posted by don at 2006年02月28日 00:25
女性が弱いから守るというよりも、
性的な独占欲が強いような印象を受けました。

自分の所有物である女性を、
他の男に取られることを異常に恐れている感じですね。
それで、女性の顔をベールで隠したり、
他の男との接触を異常に制限している。
Posted by tk at 2006年03月05日 09:45