2006年04月01日

最も支障を来す病気

韓国から

 ソウルの公園や川沿いに造られた遊歩道などでは、朝夕、ジョギングやサイクリング、ウオーキングなどをする市民をよく見掛ける。黙々と走る人、運動器具で体をほぐす人、仲良く並んで歩く夫婦など、さまざまだ。

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 韓国に来てまだ間もないころは、「老若男女を問わず体を動かすのが好きな国民」として目に映ったものだが、実は運動する人の多くが、「健康管理」を兼ねている場合が少なくないことを後に知るようになった。

 運動による「健康管理」に神経を使う人の多くは、病気につながる運動不足を解消したり、運動で病気を治すのが目的といわれる。その病気の代表例が糖尿病だ。

 ソウル医大などが国民百二十万人の疾病状況を五年間にわたって追跡調査した結果によると、「日常生活に最も支障を来す病気」の第一位が糖尿病であることが分かった。
 過食や運動不足が原因の一つである糖尿病は生活習慣病と呼ばれ、合併症で死亡に至るケースも多い。韓国でも毎年約五十万人の新規患者が発生し、現在すでに全国民の8・4%が治療を受けている、まさに「国民的病気」である。

 糖尿病患者の増加で、有名大学病院の糖尿科は毎日行列状態。有名な先生に診てもらうには予約が必要で、数カ月待たなければならないケースもざらだ。テレビのホームショッピングでは、血糖値を下げる薬を盛んに宣伝している。運動療法のほか食事療法や薬物投与で「脱糖尿」を目指すものの、なかなか治らない「二十年選手」「三十年選手」、病院通いは五年以上ごぶさたという「オレ流」も多い。

 あっという間に一般化されてしまった感じのする韓国の糖尿病だが、これも超高速経済発展がもたらした副作用なのかもしれない。

(U)

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sekai_no_1 at 08:45│Comments(1)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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この記事へのコメント

1. Posted by itochan   2006年04月01日 23:47
健康=運動というのは、誰もがやりたくない根本原理ですが、それを実践できているのであれば、非常によいことだと思います。

(日本で、この水を飲めば糖尿病が治る!という変な宗教で死んだ人がいます。そっちへ行かないことを望みます。)

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