2006年04月18日

頑張れ、オリバー・カーン

ドイツから

 ドイツは言わずと知れたサッカー王国。ワールドカップ(W杯)では過去三度優勝し、ブラジルに次ぐ実績を誇っている。しかし、ここ数年、ブラジル、イングランド、フランスなど世界のトップ10に勝ったことがなく、世界ランキングでも日本よりも下回っている。前回の日韓大会では前評判を覆して準優勝するなど本番に強い。

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 最近、ドイツはオリバー・カーンの話題で持ちきりだ。W杯で正ゴールキーパー(GK)から外されることが決まった日の夕方、テレビのニュースでは政治や洪水のニュースを抑えてトップニュースになった。翌日はほとんどの新聞で一面トップニュースに。サッカーは大半のドイツ人にとって、政治や経済以上に関心が高いことを示した形だ。

 カーンの出場する試合では、必ずと言っていいほど「オーリー、オーリー」(カーンの愛称)の大合唱が聞こえる。ガッツあふれるプレーと責任感の強さは人一倍強いと言われる。インタビューでも「自分がナンバーワンだ。監督はずっとそう言っている」と述べるなど、相当の自信家だ。技術では正GKに選ばれたレーマン(アーセナル)にわずかに劣るといわれるが、好感度など総合的人気ではカーンが勝っている。ドイツ人の友人も「カーンのいないドイツ・イレブンは何か物足りなく感じる」と言う。

 控えを宣告された三日後のインタビューでは「ドイツにとって自分の存在は重要」と述べ、代表入り辞退の憶測を否定した。このようなコメントは彼にしかできないであろう。この決断で、カーンの好感度はさらに上昇したという。私生活では多少、不器用さが目に付くが、カーンのガッツあふれるプレーは見るものをも奮い立たせる。経済低迷が続くドイツにとって、カーンは自信回復の象徴として輝き続けるであろう。

(T)

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sekai_no_1 at 08:04│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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