2006年04月28日

給油ついでにアルコール

タイから

 日本ではお目にかからないが、タイではガソリンスタンドにコンビニが併設されている場合が結構多い。車を所持している中間層の購買力を取り込むには最適の立地で、ガソリン入れの時などに、気分転換がてらコンビニで買い物というのも便利だ。

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 なおこうしたコンビニでは、異色の品物も置かれている。変わったところでは、渋滞時用の車内トイレ。小型の尿瓶(しびん)でマスコミで騒がれた割には、売れ行きはいまいちだった。

 一方、話題にはならないが結構な売れ行きを示したのがアルコール類の販売だ。ガソリンスタンドということで、パームオイルやサトウキビから取れるバイオ燃料系のアルコールではない。タイ人に人気のメコンウイスキーやビールといった酒だ。

 運転中の客に酒の販売は禁じ手のはずだが、南国タイのルーズさがこれまでこうした状況を許容してきた。
 だが今年のソンクラーン(タイの新年を祝う水掛け祭り)では、チットチャイ暫定首相代行がガソリンスタンドでのアルコール販売を厳格に取り締まる方針を打ち出した。

 背景には、ソンクラーン期間中に急増する交通事故の主原因が飲酒・酒気帯び運転となっていることがある。結局、車に給油したついでにアルコールも「給油」して、そのまま天国へ直行というケースは、多少なりとも減少にこぎつけたもようだ。一年を通し一番「危険な十日間」とされるソンクラーンで、今年の交通事故による死者は昨年比で9%減り合計四百七十六人だった。
 なお飲酒運転防止財団は、依然飲酒運転がソンクラーン期間中の交通事故の原因の大部分を占めていることから、飲酒運転による事故負傷者に対し医療保健適用から外すよう法律改正へ動きだしている。

(T)

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sekai_no_1 at 15:49│Comments(1)TrackBack(0)アジア 

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この記事へのコメント

1. Posted by 蚊め!   2006年05月02日 03:57
結局、車に給油したついでにアルコールも「給油」して、そのまま天国へ直行というケースは、多少なりとも減少にこぎつけたもようだ
 表現がユーモアですね。
 ちなみに、アメリカ(NY州)では、バドワイザー一本ならけーさつにはとっつかまらないそうですけど。

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