2006年05月08日

モテる美人店員

ロシアから

 人間の異性への好みは、時代とともに変わっていく。ロシア人男性の「美しい女性観」も変化した。今は、モデル体型、上品で洗練された女性がモテるが、ソ連時代は太めで率直で、言いたいことをズバズバ言う女性が愛された。

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 スーパー「コペイカ」の店員マーシャさん(推定二十五歳)は、「ソ連型美人」。顔は美しいが体型は太めで性格がきつい。彼女のファンの「ソ連型」年配男性はたくさんいて、「やあマーシャ。調子はどうだい? きょうもキレイだね〜」などと話し掛けている。

 仕事の帰り、筆者はスーパーに立ち寄った。店はすごく込んでいて、レジの行列もものすごい。筆者の前の中年女性は、マーシャさんに対し、「ああ、遅いわね〜、いったい何年働いているのかしら」等々、ブツブツ小言を言っていた。マーシャさんはしばらく我慢していたが、ついにキレた。

 「うるさいわねブス女! あんたの金なんて数えてあげないわよ! 口の利き方を勉強するまで、この店に来なくていいわ!」。この後もしばらくマーシャさんの強烈なフックが続き、ついに女性は物を放り出し、泣きながら外に走り去った。

 日本であればマーシャさんは首だろう。「神様」のお客さんを泣かせたのだから。ところがロシアでは違う。行列に並んでいたおじさんたちは皆、「やったね、マーシャ! 惚(ほ)れ直したよ」という感じでニコニコしている。驚いて走ってきたガードマンも、「マーシャ、気にするなよ。ああいう人もいるよ」と、怒るどころか機嫌を取っている。

 独り筆者だけは「次のカミナリが自分に落ちるのではないか」とビクビクしながら物を出した。マーシャさんは、何もなかったようにレジを打ち、「また来てね!」とほほ笑んだ。

(Y)

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この記事へのコメント
ソ連型ヂェーベシュカ、恐ろしい一面もあるようですが、人間味があっていいですね!
Posted by nomu at 2006年05月09日 01:33
太めというのは、世の中の女性に失礼なのを承知で聞きますが、いわゆる軽肥満以上ということですか?ローレス指数でいえば138以上。
Posted by 蚊め! at 2006年05月09日 04:59
失礼しました。ローレル指数(肥満度を測る目安、昔の学校の身体面での、通知簿によく引用されてた)でしたね。
Posted by 蚊め! at 2006年05月09日 05:00
ソ連時代は太めで率直で、言いたいことをズバズバ言う女性だったのに、
現在は、モデル体型、上品で洗練された女性に変化したのはなぜなのでしょう?
やはり、資本主義要素が加わることで、価値観も欧米寄りになったということなのでしょうか?

どうなのでしょう?
ちょっと気になりました・・。
Posted by タッキー at 2006年05月09日 10:04
(Y)さんは「恐妻家」?それとも実は「ソ連型美人」好き?いろんなイメージが沸く好記事ですね。
Posted by すたこらさっさ at 2006年05月10日 22:12