2006年05月10日

家族を思う月

韓国から

 韓国は日本のようにゴールデンウイークがない。四月末から五月初めの期間、カレンダーに記された公休日は五月五日の「オリニナル(子供の日)」のみ。日本から来たばかりのころは、何ともいえない寂しさを覚えたものだが、今年の五月五日は公休日である陰暦四月八日の釈迦生誕日と重なり、二日取れるはずの休みが一日に減って、損した気分を味わった人も多かったのではないかと思う。

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 韓国でも「子供の日」は、特に父親が家族サービスに奮発しなければならない。大型連休に組み込まれた日本のそれとは違い、韓国の場合は海外旅行や遠出は少ない。その分、デパートの玩具売り場や近隣のテーマパークなどが親子連れでごった返す。ソウル近郊の動物園はアベックよりも家族連れが圧倒的に目立つし、大型ディスカウント店のレジは大きな玩具をうれしそうに抱える子供たちでいっぱいだ。誕生日やクリスマスと並び、子供たちのための特別出費がかさむ日でもある。

 ところでその三日後の五月八日は記念日「オボイナル(父母の日)」だ。五月第二日曜日を「母の日」、六月第三日曜日を「父の日」と分けている日本とは異なり、「父母の日」としていっぺんに扱い、しかも日曜日にこだわらず五月八日に固定されている。

 両親への感謝の気持ちを込めた贈り物の定番は赤いカーネーション。花かごを使ったアレンジも多く、健康グッズやカードを添えたりもする。お歳暮コーナーのようにデパートの「オボイナルコーナー」で田舎の両親への贈り物を決める人も多い。今年は紅参(高麗人参)エキスやマッサージ器などの売り上げが好調で、どちらかといえば高級志向だという。

 毎日の生活に忙殺されがちな中、子供には惜しみないサービスをし、両親には感謝の意を表す。韓国人にとって五月は改めて「家族を思う」大切な月だ。

(U)

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sekai_no_1 at 08:40│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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