2006年05月20日

40代エリート美男美女の対決

韓国から

 政治好きの韓国人にとって今月末の統一地方選は久方ぶりに迎える「有権者のお祭り」。テレビは連日、地方自治体ごとに与野党公認の候補同士が生出演する討論会を放送し、地下鉄の出入り口には公正な選挙運動を呼び掛ける広告塔が設置された。

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 いやが応でも選挙の雰囲気が盛り上がる中、“天王山”と目されるのがソウル市長選だ。ソウル市の人口約一千万人は全国の五分の一、ソウル市長は大統領のいすも狙える要職だが、今回は何よりも「四十代エリート美男美女」の一騎打ちが話題を呼ぶ。

 支持率低迷に悩む与党が「マドンナ作戦」の切り札として推す康錦実候補(49)は、ソウル大を卒業後、十四年間の判事生活を経て、現政権の初代法相を務めた。離婚前、夫が学生運動に身を投じ、国家保安法違反で逮捕された時は、康候補が逮捕の違法性を指摘する意見書を裁判所に提出し、波紋を呼んだこともあったという。

 一方、最大野党が擁立した呉世勲候補(45)は、高麗大を卒業し弁護士を開業。日照権訴訟に勝って一躍有名になり、民放の番組にも引っ張りだこに。二〇〇〇年の総選挙で国会議員に初当選するも、四年後には自ら出馬を辞退し政界を離れた。「マドンナ」康候補に勝てる「つわもの」として急遽(きゅうきょ)白羽の矢が立った。

 「天は二物を与えず」と言う。しかし、このお二人には当てはまりそうにない。だが巨大都市ソウルが抱える諸問題が、優等生の解答通りに片付いていくとも思えない。すでに美人の康候補には男性票が、ナイスガイの呉候補には女性票という“組織票”が見込まれ、イメージ合戦もヒートアップしそうな気配だが、与野党の激突は保革対決の性格を帯び、来年の大統領選を占う試金石ともいわれる。果たして有権者はどちらに軍配を上げるか。

(U)

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