2006年05月25日

省エネ意識

米国から

 ガソリン価格の高騰は収まる気配がなく、車社会の米国では一般市民への影響の大きさは日本の比ではないだろう。テレビのニュース番組でインタビューされた人が「持ち物を売りに出してガソリン代を捻出(ねんしゅつ)している」とコメントしていたのはまゆつばものだが、それでも、ガソリン単価はここ数年で約二倍に上昇し、負担は確実に大きくなっている。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 ワシントン首都圏のドライバーがガソリン購入に費やす金額は、昨年と比べると今年は平均二百五十ドル(約二万八千円)増えるとの予測もある。なので、少しでも節約しようと、通勤手段を自家用車から地下鉄などの公共交通機関に切り替える人も増えているようだ。

 一方、出費が増えるのは生活者としてはつらいことだが、世界最大のエネルギー消費国・米国で、これまでの“浪費型ライフスタイル”が見直されるキッカケになれば、“人類”にとってプラスになるのではないかと思う。

 米国で生活していると、省エネ・省資源の意識がとても薄いと感じることがよくある。

 マンションなどの集合住宅(セントラルヒーティングが標準)では、家賃が“光熱費込み”というところも多いため、寒さの厳しい冬はまだしも、夏には「冷房を二十四時間つけっ放し」というのも珍しいことではない。水洗トイレは、日本のように“大”“小”の区別で水を流せるようになってはいないので、流すたびに大量の水を使用する。

 「資源ごみ」の回収も、あまり厳密にはやっていないようだ。「リサイクルするよりは新しく作った方が安上がり」といったビジネス上の利益至上主義がまだ幅を利かせているからではないかと理解している。

 ハリケーンによる自然災害など、このところ災難続きだ。「米国も変わらなければならない」との天の警告ではないだろうか。

(M)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 蚊め!   2006年05月26日 08:41
まったくその記事のとおりです。
>マンションなどの集合住宅(セントラルヒーティングが標準)では、家賃が“光熱費込み”というところも多いため、寒さの厳しい冬はまだしも、夏には「冷房を二十四時間つけっ放し」というのも珍しいことではない。
 「資源ごみ」の回収も、あまり厳密にはやっていないようだ。「リサイクルするよりは新しく作った方が安上がり」といったビジネス上の利益至上主義がまだ幅を利かせているからではないかと理解している。
 特に資源ごみなどは、日本の某県某市では50種類以上分別しているところもあるのに、こっちは、生もプラスチックも缶、瓶もすべて「家庭ゴミ」になっている学校もあります。(食べ物やや一般家庭もそう言うところが多い)
 もちろん、学校関係者は一所懸命分別していましたが、外部から入ってくるやつらがまったく分別意識なくて、ゴミやがお手上げ状態になったのです。
2. Posted by 蚊め!   2006年05月26日 08:53
 第2弾…、こっちでは某モービルが1ガロン1.27ドルくらいガソリン売ってます。でもよく考えると、その値段って、日本のリッター97円とほぼ変わらないんですよね。(ガロンは、リッター4つ分くらい)
ただ違うのはどーろの維持、建設代にまわされてるか、純粋に石油会社の収益になってるかだけの違いで。
 ESL教師の話によれば、ガソリン安い代わりに、こっちは灯油が馬鹿高いそうです。だから冬はウオールマート(大衆向けスーパー)からアダムス(ミドルクラス愛用のスーパー)まで、薪が売られてたりします。

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ