2006年06月15日

「ジーコの友達」に気をつけろ

ドイツから

 「ジーコは私の友達だから、日本戦のチケットを10枚持っている。ほしがっている人を知らないか」

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 日本―オーストラリア戦前日の11日、試合会場のドイツ南西部の都市カイザースラウテルンに向かう列車で、ブラジル人男性2人と席を隣り合わせた。そのうちの1人、リオデジャネイロからやってきたという中年のモラリスがこう語って、携帯電話の番号を教えてくれた。

 もう1人のゲイブルは大学1年生。決勝戦が終わるまでドイツに1カ月滞在するという。「決勝戦はブラジル対日本になるといいね」と、社交辞令を忘れない好青年だ。

 「モラリスとジーコはどういう関係?」。カイザースラウテル駅に着いたあと、ゲイブルにそっと尋ねると、「さあ、よく分からない」。

 FIFAが行ったチケット販売に当選しながら、まだ受け取っていない人のために、チケットを発行するセンターがすべての会場に設けられている。カイザースラウテルンのチケットセンターに行くと、出口付近に腰にブラジル国旗を巻いた男性が立っていた。

 記者が近づいていくと、「チケットない?お金はあるよ」と、札束のつまった財布を開けて見せてくれた。こちらがモラリスの話をすると、「ジーコの友達?ありえないな。そういう男には気をつけたほうがいいぞ」。

 今大会では、偽造や転売を防止するため、名前やパスポート番号などの個人情報を入力したICチップ付チケットが登場した。しかし、ネットなどでの不正転売は相変わらずだ。このため、入場の際、個人情報と所有者との照合を行えば、入場できない人が続出するのは間違いないが、照合は徹底されておらず、今のところ混乱は起きていない。

 12日の試合当日、同駅に着くと、駅前にはチケットを「チケット求む」「チケットを売ります」と書いたボードを持った男性たちが何人も並んでいた。ICチップは転売を少なくすることはできても、海千山千のダフ屋には効果はないようだ。

(M)

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この記事へのコメント
ジーコのことを探していて、このブログにたどり着きました。また来ます。
Posted by ブラジル国旗 at 2007年08月07日 06:36