2006年06月17日

強盗対策の張り紙

オーストリアから

 オーストリアの典型的な料理にシュニッツェル(カツレツ)があるが、記者の住んでいる近くのシュニッツェル店が最近、強盗に遭った。

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 その直後、店内には「百ユーロ(約一万五千円)紙幣は受け付けません」「一時間ごとに売上金を金庫に保管します。一度保管すれば、店員も開けることができません」と書いた張り紙が出された。

 「強盗犯人へのメッセージか」と店員に聞くと、「その通りだ。われわれにピストルを突き付けても売上金を取れないよ、といったメッセージさ」と言う。

 記者は早速、その話を家内に言った。すると、傍らで聞いていた現実派の息子が「強盗犯人は外国人だったらしいよ。そんな張り紙を出したとしても、犯人たちは理解できないのではないか」と言ってきた。

 なるほど、息子の言う通りだ。「Einlage」などといったドイツ語を即理解する外国人の強盗犯は多くないはずだ。そもそも強盗しようとする犯人が張り紙をゆっくりと読むなどとは到底考えられない。せいぜい「金を出せ」「金を出せ」を繰り返すだけだろう。

 家内がすぐに言った。「それでは、店員が張り紙を指して『金を出せない』と説得しても無理ね。理解できない犯人が最後には激怒してピストルを発砲する危険性があるわね」

 なるほど、息子の言うことも、家内の言い分も一理ある。店の経営者はあんな張り紙を出して、逆に店員が強盗に撃たれる危険性が出てくるとは考えていないのだろうか。

(O)

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この記事へのコメント
日本のコンビニでも、何ヶ国語かで「両替はできません」って書いてあったりしますね。
Posted by itochan at 2006年06月20日 14:00
突発的な犯人はそうかも知れないけど、下見をして計画的に犯行におよぶ犯人には少しは効果があるんじゃない?
Posted by k1 at 2006年07月31日 12:51