2006年06月22日

本場で見るW杯

ブラジルから

 サッカーワールドカップ(W杯)ドイツ大会を、サッカーの本場・ブラジルで観戦することになった。ブラジルサッカーが世界最高のレベルにあることは間違いないが、その観戦スタイルもまた「ここまでやるか」と言えるほどのものだ。

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 とにかくW杯の間はあらゆるものが「観戦モード」に入る。まずは、長女が通う小学校(私立校)から来た「ブラジル戦のある日は休校になります」との“お知らせ”に驚いた。

 そして、初戦のクロアチア戦が近づくと、街中は次第にブラジルカラーの緑と黄色で埋まるようになる。メディアも当然、代表チームに関する報道で埋まることに。

 特に体重増加が非難の的になったロナウド選手に関する注目度は高い。ロナウド選手に対する批判や揶揄(やゆ)は、ニュースメディアにとどまらず、同選手を対象としたコメディー調のドラマまで登場する始末だ(これは面白かった)。

 そしてクロアチア戦当日、文字通りブラジル中の機能が停止した。いつもは帰宅時間に合わせて数十キロと渋滞するサンパウロの幹線道路もこの日ばかりは閑散と。一般の会社や学校はもちろんのこと、銀行までが時間を繰り上げて閉店。試合が始まったブラジル東部時間の午後四時には、文字通り国中の人々がテレビにかじり付いて観戦した。

 前半四十四分にカカのゴールが決まると、ブラジル中に鳴り響いたと思わせるほどの祝砲が打ち上げられた。「ブラジル人にとってサッカーは人生の一部」と言い切る友人の言葉に真実味を覚えるほどの盛り上がりだ。

 それだけに代表選手、特にフォワード陣の不調に対する批判は非常に厳しいものがある。それでも今後、ロナウド選手が活躍し、優勝に貢献すれば批判は一転して称賛に変わり、「国家の英雄」にさえなり得るのがブラジルだ。

(A)

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この記事へのコメント

1. Posted by ネクター   2006年06月22日 10:13
セレソンの晴れ舞台は学校が休みになるところがイイですね。
社会が柔軟なんだな〜と思いました。
まあそればっかりだとあれですが、たまにはエエやん!って感じでしょうか。

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