2006年06月24日

国を思う熱さ

韓国から

 訪韓した日本人から「韓国人の愛国心ってすごいですね」という感想をよく聞かされる。ドイツで開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯)で韓国代表のサポーター「赤い悪魔」が繰り広げる圧倒的な応援風景を見て、特にそう感じるのだという。

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 試合の何時間も前から赤いTシャツを着て、思い思いの小道具で身にまとう「赤い悪魔」。お祭り好きの国民性も手伝い、ソウル市庁前広場などの街頭応援に繰り出す数は全国で数十万人に達する。「テ〜ハンミングック(大韓民国)」を連呼、国旗「太極旗」を振りかざし、国歌「愛国歌」をロック調やラップ調にアレンジした歌を繰り返す。街に繰り出すのはちょっと気恥ずかしいという中年組は、テレビの前に陣取る。明け方に生中継される韓国戦を、眠いからと言ってパスしようものなら「非国民」と思われかねないほどだ。

 もちろん、サッカーの応援だけで愛国心は測れない。一次リーグ敗退した日本を尻目に、16強入りに向け好調だという余裕から、「愛国心」に酔いしれる側面もあろう。だが、「国を思う熱さ」をうらやましいと感じることがあるのは確かだ。

 数年前のことが思い起こされる。日本で娘の小学校入学式に出席したとき、「君が代斉唱」の式順にとまどい、「あれって強制的よね」とこぼしていた父兄たちに、ある種のショックを覚えたものだ。国旗、国歌にアレルギーを感じるように教育され、愛国心を骨抜きにされかけた世代が、小学校、中学校に通う子を持つ親となっている。歴史や伝統、国があっての自分であるというのは、今の日本ではもはや常識の範疇(はんちゅう)から飛び出しているかのようだ。

 「赤い悪魔」に刺激されることに、何か複雑な思いを抱かされる。

(U)

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この記事へのコメント
あの特定アジア三カ国の
一番近い国のどこが、うらやましいと?
えー今度は、織田さんに対馬海峡を封鎖して欲しいです♪
あちらから渡ってくる船は、すべて日米の演習と称して
蜂の巣に\(^v^)/
Posted by え at 2006年07月05日 01:36