2006年06月24日

米大統領の安全

オーストリア

 ブッシュ米大統領が欧州連合(EU)との首脳と会談するためにウィーンを訪問した。滞在時間21時間のブッシュ大統領の安全警備のためにオーストリア政府が支出した経費は約100万ユーロ。動員された警察関係者数は制服・私服警察官を含めて約3000人。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ

 緊急事態に備えて3機の軍ヘリコプターが英雄広場で待機する一方、上空は戦闘機が旋回し、不審な飛行物体を監視。爆発物処理班が待機し、会場となったホフブルク宮殿内外と宿泊先ホテル「インターコンチネンタール」周辺は米国から派遣された特殊部隊が厳重警備。ウィーン国際空港から宿泊先ホテルまでの道路では車の駐車は禁止され、会場周辺のゴミ箱は取り外された。

 大統領専属機がウィーン国際空港に到着すると、1時間以上待っていたシュッセル首相らホスト国オーストリア首脳が歓迎の挨拶。その際に大統領夫妻に手渡された花は、米側が事前に化学兵器や生物兵器が混入されていないか厳重にチェック済みだ。

 一方、27年ぶりの米大統領のオーストリア訪問を報道するためにウィーンに結集したジャーナリストの数は約900人。ホスト国の国営テレビ放送関係者以外のジャーナリストには欧米首脳に接近できる機会は1度だけ。1時間余りの記者会見だ。

 しかし、そこでも「安全マニュアル」がある。カメラマンは演壇上のブッシュ大統領まで16メートルの距離を、空港では大統領専属機まで60メートルの距離を置かなければならない。なぜ、「16メートル」「60メートル」なのかは分からない。暗殺者の銃弾を想定した距離なのかもしれない。

 ブッシュ大統領はウィーンでは欧州2大宮殿の1つ、シェーンブルン宮殿を見たり、世界の3大歌劇場「国立歌劇場」を訪れることもなく、生誕250年を迎えたモーツァルトの記念コンサートに足を運ぶことなく、次の訪問国ハンガリーに飛び立った。

(O)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/sekai_no_1/50531507
この記事へのコメント
アメリカ人って、いまだに意固地に尺貫法使ってるから、
50フィート(15mちょい)と200フィート(60mちょい)のことだと推測します。

グローバル化は世界標準とか言いながら、メートル法になかなかならないのは、アメリカのダブルスタンダード思想の現れでしょうか。
Posted by itochan at 2006年06月24日 23:22
当然だと思うが。
Posted by ari at 2006年07月05日 01:44