2006年08月16日
便りのないことは良き知らせ?
ウィーンから
家族とか友人の便りが途絶えている場合、「何か起きたのではないか」、「健康を害しているのではないか」など、とかく心配するものだ。この人の場合はその心配度は他と比べられない。この人の動向が久しく伝わってこないと、「軍のクーデター」から「突然死」まで、可能な限りの劇的な憶測がメディアで流れる。この人とは、北朝鮮最高指導者の金正日労働党総書記だ。
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家族とか友人の便りが途絶えている場合、「何か起きたのではないか」、「健康を害しているのではないか」など、とかく心配するものだ。この人の場合はその心配度は他と比べられない。この人の動向が久しく伝わってこないと、「軍のクーデター」から「突然死」まで、可能な限りの劇的な憶測がメディアで流れる。この人とは、北朝鮮最高指導者の金正日労働党総書記だ。
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北朝鮮がミサイル7基を発射して以来、50日以上、金総書記の動向が伝わってこない。通常、「朝鮮中央通信社」や党機関紙「労働新聞」が同総書記の動きを報じることが多いが、ミサイル発射後はその報道も静まっている。
早速、多くの憶測が流れる。「ミサイル発射の失敗で鬱に陥っている」から「国際制裁で孤立化した国の建て直しで頭を悩ましている」まで、幅広い観測報道が伝わってくる。
ただし、いつものことだが、どの情報も確認が取れないという宿命を負っている。誰も、金総書記の姿を見ていないからだ。致し方がない。
そんな閉塞下で、ひとつ“朗報”がある。金総書記の料理人として13年間余り仕えてきた藤本健二氏はその新著「核と女を愛した将軍様」(小学館)の中で、「なんの消息も伝えられないときは、だいたい、招待所でくつろいでいると考えた方がいい」と述べている。
金総書記の性格を誰よりも知っている同氏がこのように助言するのだから、将軍様(金総書記)はミサイル発射問題など、とっくに忘れて、今日も元気で宴会場通いをしている、と見る方が当たっているのかもしれない。
そうそう、日本でも「便りのないのは良い知らせ」というではないか。
(O)
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早速、多くの憶測が流れる。「ミサイル発射の失敗で鬱に陥っている」から「国際制裁で孤立化した国の建て直しで頭を悩ましている」まで、幅広い観測報道が伝わってくる。
ただし、いつものことだが、どの情報も確認が取れないという宿命を負っている。誰も、金総書記の姿を見ていないからだ。致し方がない。
そんな閉塞下で、ひとつ“朗報”がある。金総書記の料理人として13年間余り仕えてきた藤本健二氏はその新著「核と女を愛した将軍様」(小学館)の中で、「なんの消息も伝えられないときは、だいたい、招待所でくつろいでいると考えた方がいい」と述べている。
金総書記の性格を誰よりも知っている同氏がこのように助言するのだから、将軍様(金総書記)はミサイル発射問題など、とっくに忘れて、今日も元気で宴会場通いをしている、と見る方が当たっているのかもしれない。
そうそう、日本でも「便りのないのは良い知らせ」というではないか。
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