2006年08月26日

「共産主義の残虐性を永遠に語り続けていこう」

ウィーンから

 中国の江沢民前国家主席が1998年の在外大使会議で「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けていかなければならない」と表明していたことが、このほど発表された「江沢民文選」の中で判明した。他国の政策なので、ここではとやかく言うのは止める。

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 その代わり、冷戦時代に旧ソ連・東欧諸国の共産主義政権の動静をフォローしてきた一東欧担当記者として、「共産主義の残虐性を永遠に語り続けていこう」という決意を新たにしている。

 スターリン政権下で大量殺人が数多く行われ、中国共産政権下でもヒトラーのユダヤ人迫害を上回る犠牲者が出、今日でも多くの国民が政治犯として収容所生活を余儀なくされている。
 映画「キーリング・フィールド」の中でも描かれていたが、カンボジアのポル・ポト共産政権下でも数百万人が亡くなっている。世界の共産政権下の犠牲者数はそれこそ天文学的な数字となるだろう。

 旧ソ連・東欧諸国では共産政権は崩壊し、民主政権が誕生したが、共産政権下で行われた蛮行に対して共産政権時代の為政者から謝罪を聞いたことがない。「共産政権がなぜ崩壊したのか」「共産政権下でなぜ夥しい数の虐殺事件が起きたのか」等の検証がまだ行われていないのが実情だ。

 非人間的な蛮行を誘発し、多数の犠牲者を生み出す共産主義の人生観、世界観の誤謬を明確にする作業がまだ残されている。

 そこで、江沢民氏の言葉を借りて、「共産主義の残虐性を永遠に語り続けよう」と言いたい。特に、中国共産党には声を大きく叫ぼうではないか。「数千万人の同胞を殺害した中国共産党の残虐性を永遠に語り続けていこう」と。

(O)

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sekai_no_1 at 09:16│Comments(11)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by マルQ   2006年08月27日 17:28
全く同感です。

まぁ「不細工なメガネ猿」江沢民の戯れ言も許し難いが、それに
対しては共産主義の蛮行を永遠に語り継ぐ事で対抗するのが真っ当な
やり方というものでしょうね。
所詮唯物論、唯物史観の上に成り立った思想ですからね、命に対する
畏敬の念などかけらもないのが共産主義の本質ですからね。

この点を置き去りにして単に「隣国なんだから仲良くしましょう」と
いう考え方(日本人にはありがち)は危険すぎますね。
2. Posted by あうん   2006年08月27日 20:27
O記者の考えが、江沢民の言葉に対する「対抗策」なのか、共産主義に対する警鐘なのか、今ひとつ曖昧です。しかし、マルQ氏のように「対抗策」と捉えている方もいますね。でもこの手の「対抗策」は、単に泥試合という不毛な結果になりませんか?謝るべき事は謝るが、政治利用には毅然として対応し続けることが大切だと思います。(そもそも毛沢東・周恩来らが認めた戦後処理の条件なのに、どうして日本だけが批判される?) それと同時に、日本がどんな補償をしてきたか、日本人はあまりに無知です。何人が答えられるでしょうか?単に「近所と仲良し」ではなく、「政治的緊張は長期的に見てアジアにプラスにならない」という見方もあります。人間関係で被害者は感情的になるものです。それに対し感情的に反応しないことが大切ではないでしょうか。
3. Posted by メール便   2006年08月27日 23:26
確かにどのくらい戦後補償をしてきたのか、税金を使っていながら肝心の納税者が知らないという感じですね。これは政府がもっと広報してもいいと思いますし、具体的に中国国内の建造物とかその資金で建てたものがあるでしょうし、日本に来た留学生もいるだろうし、相当な額だと思います。積極的に知らしめることが必要な局面なのではないかと考えます。
4. Posted by itochan   2006年08月28日 14:45
共産主義国だから残虐だとか、イスラム教国だから残虐だとかではないと思います。自由主義国(自由民主主義じゃなくて自由主義)だって戦争大好きな某国がありますし。
たぶんですが、民意に沿ったトップを(民主的に)選べない、いわゆる独裁体制の暴走というところが問題なんだと思います。その独裁者のために、その時代の国民全員が巻き込まれ、または後世の人々までつけを払わされます。
日本しかり、中国しかり、こないだのイラクしかり、アメリカしかり。
5. Posted by itochan2   2006年08月28日 14:45
「歴史問題を永遠に叫びつづける」のと「戦後補償を受け取り続ける」のとは必ずしも結びつかないと思います。
日本が政策として「忘れろ」としていること、実際日本人は忘れているわけですが、綿密で公正な調査が行われて歴史事実として残ることは、過去を繰り返さないために非常に重要です。(記者氏の言う「共産主義の残虐性」も同様です。)
戦後補償を払いきったかどうかの正当な評価も、事実あっての対価ですから、無視したり忘れていいものでは有りません。

日本の「その場に居合わせなかった人間」としては、現日本政府には、まずは歴史問題を厳格に受け止めて、公正な事実認定をして(そして適正な価額で戦後補償を取りやめにして)欲しいところです。
6. Posted by あうん   2006年08月28日 21:08
itochanさんのご意見、ためになりました。
公正な事実記述は大切なことだと思います。日本人は戦争犯罪の事実を知りたがらず、被害者側は、日本が「謝罪」の気持ちも込めてやってきたことを知りません。両方、記述されるべき事実だと思います。
でも、戦争時混乱の中の「公正な」事実認定は、現実的には不可能に近いのではないでしょうか?日常生活でも、人により「事実」の受け取り方が違い、他人に伝える時さらに違ってきます。
 たとえば、戦後でも、過去に大臣の中で戦争犯罪について無神経な発言がありましたが、大体が即辞職させられました。でも、隣国は「即辞職」の事実には大して注意を払わず、「無神経な発言」の事実を記憶に残す傾向があったと思います。
また、教科書問題では、BBCの読者のコメントを読んだら、「戦争の歴史を抹消した」教科書を読んでいない人が批判を繰り返しています。(続く・・・)
7. Posted by あうん   2006年08月28日 21:16
相手政府はさておき、一般人の反感、何度謝り韓国には文書で謝罪を明示しても、「日本人は謝らない」と言われると、相手政府の操作もさることながら、彼らにとって「謝る」とは言葉だけではないではと思います。
日本が忘れたがったり、戦争を「仕方がなかった」で済まそうとするのは、無責任です。しかし、60年たっても、20回近く言葉で謝り、日本が「謝罪」の気持ちも込めてやってきたことを考慮せず、悪い事実ばかりに注目する相手の態度こそが、日本に「いい加減にしろ」と、忘れさそうとする要因の一つではないでしょうか。外交カードに利用しまくるから、日本政府も「深く反省し・・」と、相手の言うように「言葉だけ」になるのではないでしょうか?鶏が先か卵が先かではありませんが、両国の関係が悪いせいで、共同で教科書執筆も不可能に見えます。我々にできるのは、いろいろなソースから「事実」を集め、挑発にのらないことでしょうか。
8. Posted by 蚊め!   2006年08月29日 10:34
世界の共産政権下の犠牲者数はそれこそ天文学的な数字となるだろう
一説には2億とか…。共産主義者の犠牲者。
蚊め!がどこかの本で読んだ話。
9. Posted by 武   2007年03月04日 15:48
5 当然語り継いでいくべきですな。

先の大戦で語り継がれている事は、常に負けた側の事ばかり。取り分け、ナチのユダヤ人虐殺、有りもしない南京大虐殺、そして末期の空襲…これだけ?勝った側は正義?嘘つけ!→ここに共産主義の謀略がある。
ここ十何年かの間に、夥しい秘密文書が、公開され始めている。それらは、国家の秘密を解除されたものばかりであるが、今更つついた所でどうという事のないものばかり。その中には
10. Posted by 武   2007年03月04日 16:03
5 (続き)大戦末期〜冷戦終結まで様々だが、特に共産主義国が如何にして自国の統制を図り、また数々の謀略を駆使して他国に浸透し、そして未だに浸透しているかを、白日の下に晒している。
名前こそ様々だが、公式・非公式を問わず、共産主義支持する政党には、この点警戒を要する。又「拉致はない」と主張して未だ知ら顔の旧社会党、現社民党も同罪。彼等共産主義政党が拉致被害者救出に積極的に活動している話などあるだろうか?
11. Posted by 武   2007年03月04日 16:15
5 (更に続き)さて、そんな共産主義者の蛮行だが、古くはロシア革命以降の内戦、ウクライナの人為的飢餓、日本共産党初期からの様々な「査問」による死者…数え上げたら切りがない。正に史上最悪の殺人者だ!ユダヤ人虐殺を国家の事業で推進したナチスと大差ない野蛮人集団。それが共産主義者である。決して、その口先三寸や作り笑顔に騙されてはならない!因みに終戦後の日本共産党の蛮行については兵本達吉氏の著書が詳しいです。

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