2006年10月02日

結婚しない理由

ロシアから

 マーシャさん、カータャさん、スベータさんは、仲良し三人娘。三人は同じ幼稚園で泥にまみれて遊び、同じ小中高校で学んだ。娘といっても、三人とも三十過ぎているのだが。

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 人口が年間七十万人減少しているロシアでは、晩婚化が進んでいる。三人娘も、「みんな結婚しないよね」と焦る様子もない。

 筆者は、「結婚する気はないの?」とインタビューしてみた。

 すると、「いい男がいないのよ」との答え。

 スベータさん「正確にいうと、どうしても結婚したい男がいないのよね」

 筆者「どうしても結婚したい男性って具体的にどういう男性?」

 三人は、「大金持ち」「高学歴」「ルックスがいい」「優しい」「料理・掃除・買い物をしてくれる」「嫉妬(しっと)しない」「束縛しない」等々、立て板に水のように条件を挙げた。

 筆者は聞きながら、あきれた。しかし、遠慮がちに「あまりそんな男性いないですよね?」と質問する。

 三人娘は興奮気味に、「いないのよ! 性格がいい男は貧乏だし、金持ちは傲慢(ごうまん)だし」。

 筆者は、「どうして、こんな幻想を抱くのか」と興味を持った。

 話を聞いてみると、三人とも「かっこいい女性になるための雑誌」(例、コスモポリタン・シェイプその他ロシアの雑誌)の信者らしい。

 雑誌の内容は、やせる方法と流行のほかに、「女でも出世する方法」「金持ち男をゲットする方法」「男を自由自在に操る方法」「こんな男とはすぐ別れなさい」等々。

 要するに、女性も自立し、妥協せず、理想の男をゲットしようという内容。問題は、「理想の男性の条件」が多過ぎて、すべてを満たす男性がどこにも存在しないこと。

 筆者は、「それは夢です」と思いながら、「きっと見つかりますよ!」とほほ笑んだ。

(Y)

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sekai_no_1 at 11:54│Comments(1)TrackBack(0)ロシア 

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この記事へのコメント

1. Posted by 蚊め!   2006年10月02日 21:32
 最後の一言がいいですね。
思うじゃなくて、「確信」しながらでもよかったかも。(笑)

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