2006年10月19日

米国ビザの取得で行列

韓国にて

 六月に観光ビザ、その後、九月に留学ビザを申請するため、米国大使館に行った。朝八時から始まる手続きのために、七時すぎに到着したが、すでに長い行列ができていた。二回ともほとんど同じ、百数十人の行列だった。

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 開門を待っていると、パンフレット配りや、コーヒー売りが回ってきたりした。パンフレットは、引っ越し荷物の運送や留学に関するものだった。それも数社が競争して配っていた。ビラの中には、大使館内でのインタビューの要領なども書かれていた。

 ビザの申請は、単なる観光ビザ、子供を米国に送る留学ビザ、投資者のビザなどがあるが、ビジネスマン風の人、親子連れなどから、その様子がうかがえた。

 周りでは武装警官が警備をしており、入り口では空港のような身体検査があり、携帯電話は預け、MP3プレーヤーなどの電子機器も使用禁止なので、緊張した雰囲気が漂う。受け付けを済ませると、今度は窓口で書類の確認と指紋を取られた。続いて番号札をもらい、銀行の順番待ちのようにしてインタビューを受けるという手順だった。

 あまりにも人数が多いので、インタビューの時間も非常に短い。大使館員と韓国語の通訳官の二人を前に、せいぜい数分のやりとりをするだけだが、その場で却下される人もいた。

 アメリカンドリームを抱いた韓国人が、こうして毎日のように押し寄せている。

(Won・ソウル在住)

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sekai_no_1 at 13:15│Comments(2)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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この記事へのコメント

1. Posted by Yoga cat   2006年10月20日 06:30
韓国での英語熱はすごいと聞きましたが、これもアメリカンドリームに近づくための一歩?
2. Posted by karu   2006年10月20日 20:12
「アメリカンドリームを抱いた韓国人が、こうして毎日のように押し寄せている」・・・
韓国人は、自国に幻滅してるのか、自国の教育が物足りないのか、「アメリカ帰り」のステイタスにあこがれるのか、アメリカで人脈を作り将来のビジネスの役立てようとしているのか、どれなんですか・・・?

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