2006年10月23日

船でナイル川遊覧

エジプトから

 ナイル川は、エジプト人にとって命の源泉たる水を供給するだけではなく、雄大で美しいその流れは、人々の心を癒やし続けている。そのため、川の周りでは、心の潤いを提供する試みも数々なされており、その代表的な例の一つが、小さな帆掛け舟から、豪華客船によるナイル川周遊旅行に至る数々の船旅だ。

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 旅行者や滞在者が、珍しさも手伝って気軽に利用しているのが、フルーカと呼ばれる原始的な手動の帆掛け舟。十人から二十人くらいまで乗船できる船上では、さわやかな風を受けながら時を忘れて静寂なひとときを満喫することができる。カイロ市内の喧騒(けんそう)を逃れてホッと一息つくこともできる。誕生会などの各種宴会を開く会場としても利用されている。機械を一切使用せず、手動の帆と舵(かじ)だけで、風の向きに関係無く、運航させている船頭の技術にも感心させられる。

 近代的な車と、馬やロバが引く車が混在し、近代的なホテルと、ピラミッドやスフィンクスなどの古代の遺跡が混在するなど、古代と現代がミックスしているカイロでは、容易に古代をしのぶことができるが、素朴なフルーカも古代をしのばせる代表的な乗り物で、時を遡(さかのぼ)りながら、ノンビリと過ごせる良さがある。

 つい先日、エジプト技術組合の会員の友人と、その会員関係者専用の小型の客船に乗る機会を得たが、カイロの最高級住宅街ザマレック地区のあるゲジラ島を巡るコースを回って、近代的な高層のビル群や豪華ホテルなどの夜景を眺める船旅は圧巻だった。もちろん、ベリーダンスを堪能しながらの船旅などもあるのだが。

(S)

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この記事へのコメント

1. Posted by 蚊め!   2006年10月23日 11:57
 伝統的な帆掛け舟で誕生会かあ、いいなあ。

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