2006年10月24日

女性ベール問題めぐる夫婦の会話

英国から

 「英中西部の公立小学校で、授業中に顔を覆うベールを脱ぐのを拒否し停職処分となったイスラム教徒の女性補助教員についてどう思う?」

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 「教室では英語を母国語としない子供たちに英語で教えているのだから、顔の表情や口の動きが見えないベールをかぶるのは問題だわ」

 「そうだね。でも、その女性が勤めていたのは英国国教会系の学校で、男性教師の一人から苦情が出て問題化したらしいよ。何か嫌がらせを感じるなあ」

 「イスラム女性への差別かもしれない。その女性は宗教的強制ではなく自分から好んでベールをかぶっていると言っているし、特に男性の前では素顔を出すのが嫌みたい。私だってベールをかぶれれば、お化粧しなくて済むし助かるわ」

 「多くの英国人は主に、服装規範の観点からベール批判をしている。確かに、両目以外に顔を見えなくするのは、現代社会では生活上困ったことだ。しかし、その点から言えば、おなかを出したり、お尻を半分も出して紐(ひも)パンツを見せたりする若者たちの方がもっと不愉快だ」
 「両方とも少し極端過ぎるね。公共の場所では身だしなみを含めて他人への配慮が必要だし、過度に自己主張すれば仲良く暮らしていけない」

 「特に英国のような多文化社会ではそう感じるなあ」

 結局はマナー、モラルの問題ということか。

(G)

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sekai_no_1 at 09:30│Comments(2)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by itochan   2006年10月24日 13:17
「補助教員」だからだったのではないでしょうか。
ニュースでは「職員室ではベールを被るのは構わないが、教室で子供に対しては顔を見せても問題ないはずだ」という学校と教会(?)のコメントがありましたが、
「一緒に授業をしているはずの正教員」が男性かどうか、その辺りがわからなかったです。

2. Posted by karu   2006年10月27日 16:54
宗教的意味を離れると、個人的には、ベールですべて隠されると、表情が見えないから、「自分をさらけ出したくないの?」と、ちょっと淋しく感じるかもしれません。
でも、その先生の授業を受けていた子供達自身の意見も聞いてみたいものですね。
日本で姿が他人とちょっと違っているといじめの対象になる現実を考えると、服装などが普通と違っていても、教育熱心で生徒に好かれていたら、「こんな人もいるけど、それでも普通。」と、子供達には、「異形」のもの、異なる文化・考え方を受け入れる訓練になるかもしれませんね。

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