2006年11月03日

横行する偽造硬貨

フィリピンから

 あらゆる偽物が流通するフィリピンだが、今度は偽造硬貨が横行し大きな社会問題となっている。

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 以前はスキャナーとカラープリンターを利用した高額紙幣の偽造が横行したが、最近は店頭でのチェックが徹底されこともあり、硬貨の偽造に移行している。

 国家捜査局(NBI)が偽造工場の摘発に躍起になっているが、背景には中国人組織が絡んでいるとみられ、いたちごっこが続いている。

 さて本物と偽物の見分け方だが、偽造五ペソ硬貨の場合、よく見ると表面にある肖像画に目が描かれていない。何ともお粗末な仕上がりだが、この国では年代物のすり減ったコインがそのまま流通しているから、よほど注意して確認しないかぎり判別は難しい。

 偽造十ペ  ソ硬貨の場合は、本物と違って鉄が含まれていることから、市場などでは店員が磁石を持って自衛策を取っている。

 多くの買い物客が訪れるデパートやコンビニでは、流通量の多い硬貨をいちいち確認するわけにもいかず、すでに相当な量の偽造硬貨が全国規模で出回っているとみられている。
 これだけ偽造硬貨が出回る背景には、硬貨の流通不足があるようだ。

 小額硬貨は家庭で貯金されるケースが多く、中央銀行は国民に硬貨を家にためないよう呼び掛けたばかり。数カ月前には大量の一ペ  ソ硬貨がパチンコ玉の製造に使われるくず鉄に偽装され、日本へ違法に輸出される事件もあった。このところの偽造硬貨の増加は、このような状況にうまく便乗した形だ。

 これから買い物客が増えるクリスマスを控え、偽造硬貨がさらに出回るのではとの懸念も高まっている。幸い私の財布中の硬貨は全部本物だったが、偽造硬貨対策に磁石を持ち歩こうかと考えている。

(F)

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sekai_no_1 at 08:53│Comments(4)TrackBack(0)アジア 

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この記事へのコメント

1. Posted by 蚊め!   2006年11月03日 10:36
貧乏らしいフィリピンですが、硬貨すら必要量を流通できないほど経済が逼迫しているんですか?
2. Posted by karu   2006年11月04日 17:03
フィリピン政府、いっそのこと全て紙幣にしてはどうでしょうか。
1ペソ、5ペソの硬貨はその原料の金属の価値に匹敵した価値があるのでしょうか?
硬貨が一番役立つのは、自動販売機ぐらいではないでしょうか。
フィリピンに自販機、多いんでしょうか?
3. Posted by f   2006年11月04日 21:59
この問題の場合、経済より計画性の問題のような気がしますね。
フィリピンには自動販売機はそんなにないです。
10ペソなど小額紙幣はコインに移行しています。
やはり耐久性の問題でしょうか。
4. Posted by karu   2006年11月06日 14:51
「やはり耐久性の問題でしょうか。」
なるほど、それは思いつきませんでした。そういわれれば、外国の紙幣は日本のに比べすぐぼろぼろになる気がします。
お返事、ありがとうございます。

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