2006年12月21日

医療器具の無料レンタル

米国から

 米国ほど慈善団体とボランティア活動が盛んなところはない。ユダヤ・キリスト教国家のよき伝統が根付いている証拠だが、大病を患っている妻のことでますますそれを実感した。妻は乳がんで乳房の部分切除をした後も、腰、胸の骨にがんが転移、最近はそれが骨髄にまで広がっている。最近は痛みを訴えており、動くのが相当大変な様子だ。

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 入院ということになればそれなりの看病をしてくれるのだろうが、無理をしてでも動ける限りは自宅からの通院という形になる。こうなると移動の手段が大変になる。まず車いすが必要になってくる。ベッドから起きるのも大変な状況で、電動で上半身を起こせる病院用ベッドも必要だ。

 こうした器具を買いそろえたり、有料でレンタルしていたら大変な額になる。しかし、友人の紹介で、病院払い下げの車いすやベッドを無料で貸してくれるところがあることを知った。車いすは友人が取りに行ってすぐ届いた。ベッドの方はトラックがないと運べないのだが、この無料貸し出しを行っている慈善団体がトラック配達まで無料でしてくれた。

 米国には、病院などに大金を毎年寄付する団体や個人が多い。その個人の名前を建物に冠したり、部屋や敷地内の公園に名前を付けるケースも多い。

 もちろん足長おじさんみたいに名前が表に出ることを望まない奇特な人もいる。また大きな病院では、寄付を募るために特別な部署を設けて電話したり、寄付依頼の手紙を書いたりする専門スタッフを配置しているところが多い。

 ボランティア活動と慈善活動が当たり前のように行われている米国。世界各地で反米感情が高まっているという世論調査結果が出ているが、各国メディアは、もっとこうした米国のよき側面を報道すべきだろう。

(M)

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2006年12月22日 01:51
アメリカでは、困った人に周りが自然に手を差し伸べるようですね。記者さんも心強いことと思います。席を譲るにももじもじためらう日本と大違い。まだまだアメリカに学ぶ点は多いです。しかし、ボランティアをする方は、それなりに経済的余裕があるのかな、仕事に長時間縛られずボランティア活動をする時間があるのだろうな、と思い、日本では余裕のある退職者以外はまだまだ難しそう・・・。

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