2006年12月28日

災害復興のシンボル

米国から

 昨年夏、ハリケーン「カトリーナ」で壊滅的な打撃を受けた米ルイジアナ州ニューオーリンズ。一年四カ月が経過した今も災害の爪跡が残るこの街で、現在、阪神大震災後の神戸に似た現象が起きている。

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 神戸を本拠地とするプロ野球のオリックス・ブルーウェーブ(現バファローズ)は震災が発生した一九九五年、「がんばろうKOBE」をキャッチフレーズにリーグ優勝。翌年、日本一に輝き、市民に大きな希望を与えた。

 一方、ニューオーリンズで、オリックスのような復興のシンボルとなっているのが、プロフットボール(NFL)で快進撃を続けるセインツだ。今季は十五試合を終えた時点で十勝五敗。早々と地区優勝を決め、プレーオフに駒を進めている。

 ハリケーン直後、セインツの本拠地であるルイジアナ・スーパードームには、被災者が大挙して避難。洪水で陸の孤島と化し、大混乱となったドームの様子は記憶に新しい。昨季、セインツは本拠地で試合ができず、成績も三勝十三敗と低迷した。

 ハリケーン被害の象徴的存在であるドームは、二百億円以上をかけて修復され、今年九月二十五日に被災後初の試合が行われた。全米の注目が集まったこの試合、セインツは見事な勝利を収め、ニューオーリンズ市民とともに本拠地復帰を祝った。

 「地区優勝はすごいことだが、達成したいことはもっとある」と語るのは、セインツの躍進を支えるエースQB、ドリュー・ブリーズ。

 選手たちは、現在の勢いをプレーオフにも持ち込む構えだ。

 スーパーボール制覇ともなれば、映画の題材にもなりそうなドラマチックな物語となるが、その行方やいかに。

(J)

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