2007年01月08日

ネズミの石打ちの刑

エジプトから

 昨年末、どこから舞い込んだのか、ネズミがわが家に入り込み、深夜ガサゴソし始めた。客間のベッドの上の数カ所で、ネズミの糞(ふん)が見つかり、タオルの一部が食いちぎられていた。次の日には、台所に置いてあったジャガイモが、一部食われて、ネズミの歯跡がくっきりと付けられていた。

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 これ以上放置しておけば、どんなに被害が拡大するかと思い、ネズミ捕り器を買って、捕まえることにした。

 金網製の籠(かご)の中に餌を付け、ネズミが餌に触れた瞬間、扉が閉まるようになっている、日本でもよく見掛けるネズミ捕り器だ。

 餌にトマトとチーズを付け、台所の片隅に籠を置いた。翌朝見ると、まだネズミは掛かっていなかった。

 出張のため、助手(女性)に後を頼んで出掛けたが、二日後、ネズミが掛かった。これからが面白い。助手は、ネズミを殺す方法を知らず、夫に尋ねてもやはり知らない。それどころか、空腹にさせるのは拷問に当たると、餌までやったという。その後バワブ(門番)に手渡し、殺してもらうよう頼んだという。

 日本ではネズミ捕り器ごと水中に沈めて、窒息死させるが、ここでは、「石打ちの刑」にするのだという。すなわち、袋の中に移して、石で袋の上からたたきつぶすのだそうだ。一部のイスラム教国家では、姦淫(かんいん)した女性を石で打ち殺す風習がいまだ残存しているとされるが、ネズミも石で打ち殺すとは……。

 結果的には、ネズミを籠から袋に移す最中にうっかりして逃がしてしまったとのことで、「ネズミの石打ちの刑」は実行されずに済んだが、殺し方を聞いて唖然(あぜん)とした。

(S)

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この記事へのコメント
「空腹にさせるのは拷問に当たると、餌までやったという」
・・・助手の方、優しいですねえ。イスラム的教えなのですしょうか?
水に沈めようにも、適当な川や溝がないからではないでしょうか?
ナイル川に下りていくわけにも行かないし。昔の日本なら、「猫を飼うか」ってことになるんですが、いかがですか?
Posted by かもめ at 2007年01月08日 15:33
逃したらまた被害再発しますね。今度は石打ちの刑を執行してくださいね。そして、詳細レポートも希望します。
Posted by 蚊め! at 2007年01月12日 11:24
かもめさん、咬めさんへ、
ご希望に応じて、その後のレポートを書きます。咬めさんご指摘のごとく、再度、ネズミは現れました。ただしもっと大きなネズミでした(先回のネズミは、バワブの家に出没しているそうです)漬物の匂いを嗅ぎ付けてきたようです。先回同様うまく捕まえました。石打ち刑は余りに残酷なので、今回は水中に篭ごと入れて水死させるようバワブに説明したところ、いい方法だと言って、大きなバケツに篭を入れ、その上から水道水を入れて水死させました。石打ち刑以外の方法があることが始めてわかったようです。空腹にさせるのは拷問に当たるとの考えはイスラムの教えということでした。
Posted by S at 2007年01月13日 04:24
なるほど、イスラムにはそういう教えもあるのか、勉強になった。
Posted by 蚊め! at 2007年01月13日 15:43
お返事ありがとうございます。
あら、水死という方法を知らなかっただけなんですかー?
日本人として、一つエジプトに貢献したような気に・・・。

ネズミがいなくなってよかったですね。
なくなったネズミ君には、成仏してくれるよう、祈ってます。
Posted by かもめ at 2007年01月13日 19:02
むしろ窒息死のほうが残酷な気がするのですが、私だけでしょうか
自分だったら巨大な石で一息に殺されるのと、水に沈められてもがき苦しんで死ぬのならば、断然前者ですけど(^^;)
Posted by ぴ at 2007年01月26日 09:10
なるほど、ぴさんのおっしゃるとおりですネ。
殺す側は、水の方が間接的で楽ですが。
Posted by karu at 2007年01月28日 17:44