2007年01月15日

1年を決める日

ロシアから

 ロシア人は、「新年を迎えたように、一年を過ごすことになる」という。つまり、皆仲良く新年を迎えれば、一年間ケンカをしないで済む。年末年始を楽しく過ごせば、楽しい一年になる。

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 では、平均的なロシア人はどのように新年を迎えるのだろうか。

 彼らは十二月二十日くらいから、食料品とプレゼントを買い始める。年末スーパーに行くと、ソ連時代をほうふつさせる長い行列。そして、山のようにカゴに積まれた食料品。外国人は皆、「これを一日で食べるのか?」と目まいがする。

 ある調査によると、ロシア人は年収の13%を年末年始の食料品とプレゼントに使う。これは当然給料一カ月分以上。日本的にいえば、四十万円くらいの感覚だろう。

 大みそかは、朝から晩まで料理をし、夜十一時ごろには準備を完了する。数え切れないほどさまざまなサラダと肉魚、山のようなチョコとケーキと果物、ウオツカ、ワイン、シャンパン、ビールがそろい、宴会が始まる。

 午後十一時五十分、騒がしかった全ロシア国民が、ピタリと話しをやめる。

 そう、プーチン大統領が、テレビで国民にメッセージを伝える時間なのだ。普段全く無秩序なロシア人だが、これだけは集中して聞く。

 そして、大統領が「新年おめでとうございます!」と言うと、テレビの前の国民も「おめでとうございます!」と杯を挙げる。そして、朝まで宴会は続く。

 「新年を迎えたように、一年を過ごすことになる」という格言が正しいとしよう。ロシア人は今年一年、どう暮らすのだろうか。

 彼らは二〇〇七年、たくさん買い物をし、プレゼントし、腹いっぱい食べ、そして無限に酒を飲むことになる。

 そして筆者は「この格言が正しいこと」を決して疑わない。

(Y)

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この記事へのコメント
面白い諺ですね。
「たくさん買い物をし、プレゼントし、腹いっぱい食べ、そして無限に酒を飲むことになる」・・・ロシア人ってこの世の天国に生きているみたい。

かたやわが日本は、年末、名品お取り寄せの蕎麦をすするか何も無し。TVの番組をあちこち変え、「どこもたいしたことないなー」とコメントをかます。年が明けると、人ごみをものともせず、神頼みで神社に行き、賽銭を投げ入れて、「気張ったから今年はいいことあるぞ」と、地獄の沙汰も金次第のようなことをふと思ったりする・・・。
で、今年も、ラッシュアワーにもまれ、祝儀や香典の金額に翻弄され、コメンテーターのように他人を批判して、「たいしたことないなー」の一年で終わる?
Posted by karu at 2007年01月19日 03:27
それ程計算通りにいけば、この世はパラダイス!
Posted by 武 at 2007年03月05日 09:53