2007年01月16日

消費税引き上げの謎

ドイツから

 今年に入り、ドイツでは健康保険や失業保険の掛け金が上がり、ガソリン代が顕著に値上げされるなど、国民の経済的負担が増えている。その上、日本の消費税に相当する付加価値税が16%から19%に引き上げられたから、たまったものではない。ちなみに、生鮮食品と書籍は7%で現状維持とされた。

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 特に、付加価値税は日常生活に大きくかかわる問題で、年末には食料品や電化製品や自動車を買い急ぐ姿が目に付いた。ただ、これまで付加価値税引き上げはまったく実感できないでいる。ドイツの商品は必ず税込みで値段表示されているからだ。実際、ほとんどの商品で値段が変わっていない。それどころか、クリスマス商戦の時よりも割安となっている場合が多い。

 消費者センターによると、すでに昨年末に緩やかに値上げされていたケースが多いだけでなく、商品の中身が少なくなったという報告や苦情も多いという。

 大手家電チェーンは、一月最初の週、19%割引セールスを実施した。国民にとっては願ってもない福袋となった。どうして増税が反映されていないのか店長に尋ねると、「流通業者がその分を肩代わりしている」そうだ。やはりそのままの価格を続けるわけにはいかないため、「時期を見て値上げせざるを得ない」(前出の店長)という。

 衣料店も同じ戦略を取っている。一月には毎年恒例のバーゲンがあり、それが終わる二月初めには一斉に値上げとなる見通し。若者に人気の衣料チェーン店H&Mの店員も、「クリスマスの時期よりも年明けの方がずいぶんお買い得になっています」と打ち明けてくれた。特に、暖冬の影響で冬物衣料の売り上げは例年を大きく下回り、冬物衣料の大放出セールをすると予告してくれた。ドイツの買い物ツアーを予定している方は一月中に来られることをお勧めする。

(T)

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この記事へのコメント
ドイツも格差社会になっているのでしょうか?
それとも、「健康保険や失業保険の掛け金が上がり」というくらいだから、社会的弱者への保護はかなり考慮されているのでしょうか?

Posted by karu at 2007年01月17日 05:54
興味深く読ませていただき、大変参考になりました。ささやかながら、「応援!!」ぽちっ♪
Posted by 月収10万円の副収入を稼ぐ! at 2007年01月17日 08:50