2007年01月25日

メディカルストリート

米国から

 ロサンゼルス東方のモントレーパーク市とアルハンブラ市を南北に抜けるガーフィールド街というストリートがあるが、ここはさまざまな医療機関が立ち並んでいてロサンゼルスでも有数の医療街ともいうべきところだ。

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 わずか三キロほどの通りにガーフィールド・メディカルセンターという総合病院をはじめとして、心臓やがんなどの専門医の診療所が数多く開業しており、千近くの診療所がある。この中には西洋医学療法だけでなく鍼(はり)などの東洋医学療法を施行している診療所も多い。もともとこの一帯は中国系住民が多く、漢方医が多く開業している所だが、米国の医科大学で資格を取った中国系が西洋医学を施行している所でもある。

 ある内科の診療所に診察に行くと、レントゲン撮影や血液検査などはそれぞれの検査を行っている同じガーフィールド街の別の診療所を紹介される。検査結果はファクスやインターネットで主治医に送られるというネットワーク型の医療システムとなっている。

 ガーフィールド・メディカルセンターも、独自に心臓やがんの手術を行う専門医などと契約して足りない部署をカバーしている。センターの手術室を使えるようにして、外部の専門医があらかじめ時間を決めて手術を実行するというシステムだ。

 こうしたネットワーク型医療は病院付属の医者としてではなく、独立した開業医が自由に総合病院を利用するという面で利点がある。また、患者にしてみれば名医を自由に選んで治療を受けられる利点があることになる。

 しかし、ネットワーク型医療でも、東洋医学と西洋医学の両方にまたがって診療や治療を施しているところはまれだ。中国古来の漢方の知識が西洋医学と結合するようになれば、このネットワーク型医療はもっと大きな効果を発揮するだろう。

(M)

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2007年01月26日 01:02
「センターの手術室を使えるようにして、外部の専門医があらかじめ時間を決めて手術を実行するというシステムだ」
いいシステムですね。東西の医療の融合だけでなく、「ホームドクター」もできそうです。現代、個人が開業するのは設備面で途方もない金額がかかるので困難とか。
しかし、一方で、医師の過当競争にならないか、とか、医師の情報(腕前や治療の根本的考え方)が口コミ以外にどうやって、どれだけ得られるのか、不安です。

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