2007年01月26日

台湾地震が与えた影響

フィリピンから

 昨年十二月末に起きた台湾地震は、海を越えたフィリピンにも大きな影響を与えた。まず心配された津波の被害は免れたが、「ハイテクの津波」ともいうべき通信障害がフィリピンを襲った。

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 地震発生直後にインターネットに影響が出始めた。メールのやりとりですら何度もタイムアウトになる始末で、ユーチューブの動画などは遅くて見るに耐えない。国際電話もかなりつながりにくくなった。

 だがこの国では、大手の通信会社でも原因不明で回線の調子が悪くなることも多く、明日には回復するだろうと皆、楽観的に考えていた。

 後日、台湾を経由して東南アジアと日本をつなぐ海底ケーブルが地震で損傷したとニュースで知った。確かに日本のサイトが特に重く、なかなか見られない。この影響はアジア各国に及び、特にインドネシアはフィリピンより深刻だったようだ。

 その後、年末年始は問題ない通信速度まで回復したので、すっかり障害は解決したのだろうと高をくくっていた。だが年が明けて企業が仕事始めを迎えると、通信速度は再び悪化。単に休みで回線の使用者が減っていただけだった。一月中旬には少しまともになったが、それでも通常の半分以下の通信速度が続いている。

 この障害で懸念されたのが、開催が迫っていたセブのASEAN首脳会議への影響だった。会場の未完成問題や各国からのテロ情報に加え、さらにインターネットの不調と、まさに踏んだりけったりだったが、なんとか無事に閉幕したようだ。

 地震からすでに約一カ月が経過したが、悪天候の影響で完全復旧は二月にずれ込む見通しだ。海外の地震が残した大きな影響に、多くの人々が驚かされている。

(F)

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