2007年01月27日

“対岸の地震”とばかりは…

韓国から

 以前よく韓国人から「日本は地震が多くて大変ですね」と言われたものだが、先日の韓国北東部を震源とするマグニチュード4・8の地震は、「そういえば韓国でも地震があったのか」と多くの人が思うほど、久方ぶりに十分な体感を伴うものだったようだ。

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 けが人はなかったが、震源地の近くではコンビニの陳列品が床に落ち、スキー場のリフトが止まった。土曜日の夜、一週間の疲れがどっと出てソウルの自宅で横になっていた韓国人の知り合いは次の日、「誰かが自分を揺すった、と思った」と言っていた。

 プレート同士の摩擦で大規模な揺れが発生する日本と違い、韓国の地層は大地震が発生する構造ではないそうだが、韓半島でも地震の記録は意外と多く、「朝鮮王朝実録」には四百件以上も出てくるという。

 一四五四年に起きた地震については、「慶尚、全羅、済州に地震が起き、塔と家屋が崩れ、多くの人が下敷きになって死んだため、解怪祭を行った」。
 一六八一年の地震の場合は、「江原道の海では、まるで沸き立った水の音を出して普段は水がいっぱいの海岸が干潮のように百余歩露出され……」と、津波の前兆をうかがわせる記述もあるそうだ。

 今回の地震で政府は緊急の対策会議を開き、マスコミも「もしソウルが震源だったら」と警戒感を強めている。高層マンションなどの耐震設計が不備なのも理由の一つだ。

 今から三十年ほど前、ちょうど日本で小松左京のSF小説「日本沈没」が映画化され話題になったころ、韓国では子供たち同士が、「心配するな。日本は少ししたら海に沈むから」と言って安心(?)したという話だが、韓国でもこれだけの地震が起きるとなると、もはや“対岸の火事”ならぬ“対岸の地震”とばかり構えていられないかも。

(U)

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この記事へのコメント
なぜ韓半島で地震が?プレート沈み込んでないのに…。
Posted by 蚊め! at 2007年01月31日 20:10