2007年01月30日

ニセ電話はやり過ぎ?

フランスから

 悪ふざけにも程があるという人もいるかもしれない。ヒートアップするフランスの大統領選挙の最中、有名人をだますことで有名なコメディアンが、フランス史上初の女性大統領を目指すセゴレーヌ・ロワイヤル候補に恥をかかせてしまった。ロワイヤル候補は赤面するしかない状態だが、初の女性候補は厳しい攻撃を受けている。

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 ロワイヤル候補は、カナダのケベック州のジャン・シャレ首相と名乗る男性から電話を受け、てっきり本人と信じてしまった。実際に電話したのは、コメディアンのジェラルド・ダアン氏で、ケベック州首相になりすまし、長年の懸案事項であるケベック州の独立問題で意見を求められた。

 フランス語圏のケベック州の独立については、フランスの影響も少なくない。社会党の次期大統領公認候補であるロワイヤル氏は、不用意にもオフレコと断りながらも「フランス国民は独立に反対しないでしょう」と答えてしまった。ダアン氏はラジオ番組でこれを公表、ケベック州報道官も電話した記録のないことを認め、公となった。

 外交音痴と言われ、公認候補となって以来、中東や中国などを必死で回り、外交力のあるところを見せようとしたが、失言が相次いでいるロワイヤル候補だけに、笑っては済まされないハプニングだ。ダアン氏のような大胆な悪ふざけをする芸能人は日本にはいそうにないが、フランスでは結構、きついジョークは少なくない。

 毎日、フランスのテレビでは、政治家や有名人に似せたギニュールと呼ばれる人形を使った劇が放映され、結構、きつい皮肉交じりのジョークが飛び交っている。それを笑い飛ばすのがフランスの政治談議の一つでもあるが、今回は、ロワイヤル候補の宿敵であるサルコジ候補の支持者であるダアン氏の悪ふざけに恥をかいた。

(A)

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sekai_no_1 at 09:55│Comments(2)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2007年01月30日 17:14
サルコジ候補とロワイヤル候補間の戦いは、泥仕合模様。これがフランスなんだー、と、目からうろこが落ちました。フランス国内の失業率とか若者の暴動とか、深刻な問題が多くあるのに、お互い泥をぶつけ合ってる・・。
エリートの国っていうか、下々のこと、本当に考えてくれるのかねー?
2. Posted by 武   2007年03月05日 09:32
政治的「オレオレ詐欺」だ!

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