2007年02月03日

結婚もカネ次第?

韓国から

 先日、車を運転しながらラジオを聴いていたら、韓国の離婚事情の話をしていた。何でも離婚した男女の五人に一人は、「婚需(ホンス)」(結婚の際に相手や相手方の両親などに準備する嫁入り道具・贈り物などのこと)が原因で、式前からすでに離婚を考え始めていたことが、ある結婚情報会社の調べで分かったという。

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 近年、韓国では結婚の“条件”として相手や相手の両親の財力を重視する傾向が強いとは聞いていたが、「なるほど本当なんだな」と思わせる話である。ラジオでは、娘を嫁に出す母親が相手の男性に向かって「カギ三つは準備できたの」と詰問し、男性を困惑させたという話も紹介していた。三つのカギとは、「マンション」「車」「事務所」のカギのことだそうで、「事務所」には弁護士や開業医など高所得者として自らのオフィスを持っていることが期待されているのだとか。

 まだ国が貧しかったころに結婚した自分たちの苦労を子供には負わせたくないという親心が成す業ともいえようが、近年、物欲主義に走る人が目立つ韓国の世相をいかにも反映しているように思えた。

 日本でもバブル経済期に「成田離婚」という言葉がはやったが、韓国の場合はさしずめ「婚需離婚」といったところか。新婚旅行の直前どころか、式前に既に離婚を考えるというのだから、そのスピードには恐れ入ってしまう。韓国の離婚率が世界的に高いのも、もしかしたら婚需と関係があるのかもしれない。

 儒教の国・韓国の保守的なイメージがまた一つ崩れるような話だが、韓国の若者にとっては「愛さえあれば……」という思いを木っ端微塵(みじん)に吹き飛ばしてしまう厳しい現実なのだ。

(U)

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sekai_no_1 at 07:46│Comments(3)TrackBack(1)韓国・北朝鮮 

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1. 父親たちの離婚生活を支援する職場プログラム  [ 専門家や海外ジャーナリストのブログネットワーク【MediaSabor メディアサボール 】 ]   2007年07月13日 09:17
<記事要約> 離婚や離別がビジネス(経営)に莫大な負担をかけていることを示す研...

この記事へのコメント

1. Posted by karu   2007年02月06日 14:28
結婚もカネ次第? はい、もちろん。日本でもそうではないでしょうか。
「深く付き合っているのに非婚」の原因の一つが「お金がない」だそうです。
さらに我国では、結婚式への招待・参加も金次第です。ご祝儀が少ないと、「これだけなら、欠席すべきだったのに」とか、「今後の付き合いはやめよう」と考える人が少なくないようです。
物欲主義もグローバルですね。
2. Posted by Ken@Canada   2007年02月13日 13:22
日本でも韓国でも結婚できない男が増えてるのは、そのせい?
3. Posted by 武   2007年03月04日 08:58
1 まあ所詮、金だと思った。特に遅れた近代国家には、先進国のメリット・デメリットが一度に流入影響する事があるから尚更だ。
この場合については、日本には結納というしきたりがあるが、これ程のものは…で、そんな理由で離婚を考えるなら、そもそも何で結婚するの? 一時の感情を愛とかいう言葉でごまかして、無理やり増幅拡大させて、結果、婚前離婚?←その前に貯金しろ!民族感情だけは油っ濃いくせに。

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