2007年02月13日

マーディ連続暴行魔事件

エジプトから

 カイロの高級住宅街の一つとされ、ナイル川沿いの樹木が多い閑静なマーディという地域で、約一カ月半ほど前から連続暴行事件が発生、犯人がいまだ逮捕されていないことから、住民の不安が続いている。

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 マーディには、アメリカンスクールなどもあり、米国人をはじめ諸外国の人々が多く居住している。地下鉄の駅もあり、交通の便も良いことから、広大な新マーディ地区が背後に新たにできるほど、市民の人気地域となっている。在エジプト日本大使館も同地区のナイル川沿いの一等地に、新築工事を行っており、新大使館は数年後には完成する。邦人関係者が今後、多く住む可能性もある地域だ。

 地元紙によると、犯人は夜間、木々の茂る場所などに出没。女性を標的にナイフを使用して切りつけ、特に下半身を狙って襲撃するという。オートバイを運転して切りつけるとか、男性も標的になっているといううわさもある。友人は、うわさがうわさを呼んで、とんでもない恐怖が広がることはエジプト社会ではよくあることで、それだけ政府やマスコミ報道を信じていない証拠だと語ってくれた。

 つい最近の報道では、警察は被害者らの証言から、モンタージュ写真を作成したところ、特徴のないかなり一般的な顔となったことから、多くの住民から警察に情報が入り、捜査が混乱しているという。

 もう一つは、過去一度犯罪を犯して服役したある人物が、逆恨みからマーディ地区警察署の署長への報復として無差別暴行を行っているとの報道もある。このことは犯人が被害者に直接告げたとされている。

 いずれにせよ、事件発覚後一カ月半を過ぎても犯人逮捕の報道が無いことから、住民の不安は日増しに募っている。

(S)

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この記事へのコメント

1. Posted by かもめ   2007年02月14日 05:51
こんな時です、異邦人としての弱い立場を感じるのは。確たる情報が無いのはエジプト人と同じかも知れませんが、日本なら、警察がこういうことをしてくれるだろう、と予想がついたり、警察に要望できるかもしれませんが、エジプトの警察はどこまで住民の意見を聞いてくれるのか、わからないので不安です。エジプト人なら、警官がどこまでやってくれるか予想がつくから、自衛手段も立てやすいのでは? ただ、ここまで噂が広まると、警察の威信にかけても解決に努力するでしょうが、マッチョな国ですから、日本のように「警官が女装しておとり捜査」というのだけは無いと思いました。
2. Posted by かもめ   2007年02月14日 05:56
あと、エジプト人に聞いても警察のことはよくわからないと思います。なぜなら、心優しいエジプト人は、怖がっている外国人の恐怖をなくそうと、「もうすぐつかまるよ」とか、「大丈夫」とか言うんですが、その場限りのなだめの言葉(涙)ですから、信頼度はありません。在エジプト日本大使館はどういう情報とアドバイスを出してくれているのでしょうね。
3. Posted by S   2007年02月19日 21:17
かもめさんご指摘の「心優しいエジプト人」による、「なだめの言葉」は、残念ながら信じられませんね。マアディで最近水道管爆発による水が出ない日が丸二日続きましたが、隣人などにいつ回復するか聞いても、「今夜には」などと慰めのことばを語ってくれるだけで、「真実の情報がない」のが実情です。正しい情報がほとんど入らない社会の不安やストレスは結構大きいものですね。

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