2007年03月17日

向上した自動車の品質

韓国にて

 韓国でこの十年で変わったと感じることは、町がきれいになったことと、自動車の品質が向上したことです。

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 一九九〇年初頭までは、エンジンを国内で製造できず、輸入で賄っていましたが、九二、三年ごろから国内製造に踏み切り、現在では三菱自にエンジンのOEM(相手先ブランドによる生産)提供ができるようにまでなりました。

 韓国の自動車メーカーは、現代自動車、起亜自動車、GM大宇、ルノー三星、双龍自動車の五社で、現代自動車が群を抜いてシェアを保っています。ただ現代自動車の労働争議がひどく、最近では顧客がGM大宇に流れています。この労働争議はあきれたもので、春闘、秋闘だけでなく、夏闘まであり、一カ月以上のストライキはざらです。

 それでも韓国の自動車の品質は、格段に上がってきています。特に、現代自動車が米国でも認められるようになったことは特記すべきことです。

 なぜ、こんなに短期間で品質を上げることができたのかと知人に聞くと、以前、現代自動車の会長が組み立て工場を視察した時、完成間近の車のドアを開けようとしたら、ドアが外れて落ちてしまい、会長が相当ショックを受け、すぐさま品質管理チームを立ち上げ、最優先で取り組んだためだそうです。

 個人的には、韓国に光岡自動車のように趣味が高じたような面白いメーカーがないのが残念です。

(きょん・ソウル在住)

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この記事へのコメント
短期間で品質を上げることができた理由が面白いですね。韓国の職場は個々の従業員の提案とか掬い上げていないのか、個々の従業員は自分の給料だけが大事なのか、とかいろいろ想像させられました。一方、鶴の一声で、「やるときゃやるよ」という底力もあるのだな、と思います。特色を生かし、日本も負けずに頑張らねば・・・。
Posted by karu at 2007年03月19日 14:55
ストライキがなくなれば、韓国は侮れない自動車生産国になりますね。
Posted by 蚊め! at 2007年03月20日 21:58